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0067浦霞禅 [酒を飲む]

酒は、まぁ、いける方だと思う。しかし、家では飲まない。飲むと、なんだか呆けてしまうようで、それが嫌なのだ。本を読みながら、のんびりと杯を傾ける様な世界にあこがれるのだが、いざとなると、本は本でしっかり読みたい、などと思ってしまう。ならば寝る前などはとも思うのだが、まわりが羨むほど寝つきがいい方で、もう寝る前はくたくた、本人の感覚では、毎日やっとのことで寝床にたどり着くという具合で、そんな余裕などない。

そんなこんなで、むしろ酒嫌いといっていいほど家では飲まなかった。

しかし、もう少しゆっくりしたい、寝る前30分くらい、のんびりと酒を飲みながら1日を振り返るような時間がほしい。いや、そういう時間を作るべきだ、と思うようになってきた。大袈裟に言えば、人生に疲れてきたからなのかなぁ、などと思っている。

ちょっといい酒をと思いながら、四合瓶を買ってくる。3月頃から始めた、新しい習慣。1本目、2本目は地元のお酒だった。

3本目は、4月に仙台に行ったときに買ってきたもの。「浦霞禅」

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仙台の友だちが、宮城県といえばこれでしょうと勧めてくれた1本である。何も詳しく知らなかったが、醸造する株式会社佐浦は、塩竈市本町にある老舗造り酒屋で、なかなかのところらしい。創業は1724(享保9)年、仙台藩主4代目伊達綱村の治世にさかのぼり、290年ほどの歴史がある。

「浦霞禅」は純米吟醸酒で、冷やして飲むのがいいようだ。

すっきりした飲み口で飲みやすかった。それでいて、ほのかな香りがよくて、日本酒をゆっくり楽しむには、いい1本だった。


城めぐりに出ても、買物をすることはほとんどない。たまには買物をして、旅先にお金を落として貢献するのも大切なことだろう。そして各地の地酒を、少しづつ味わっていくのも、楽しいことだろう。

ブログを通じて、記録を残し、ゆっくり味わう習慣を続けていきたい。


 
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