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0147浜松城(静岡県) [城印象記]

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静岡県浜松市中区元城町の浜松城を紹介します。(2014/8訪城)



駅から近いようで、ちょっと距離があります。1.5kmほど。20分くらい。たいした距離ではないとは言うものの、往復で3km、また城中の歩きなどをも考慮すると、電車の旅は、けっこう体力のいる行程になります。

まずは、国道257号線と152号線が作る連尺の交差点にある浜松城大手門跡碑。

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この付近の道路中央部に、浜松城の正門つまり大手門がありました。南面する間口8間(約14.6m)、奥行4間(約7.3m)の瓦葺の建物で、つねに武器を備え、出入りが厳しく取り締られていました。
浜松市
(財)浜松観光コンベンションビューロー

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今では車通りの多い国道ですが、案内板もありました。

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浜松城公園到着です。すっかり公園になってしまった城です。歴史を感じる場所というより安らぎ憩いの場というイメージを上回っています。

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安政年間古図が案内板にありました。失われた遺構は多いことでしょう。

それでも模擬天守の建つ浜松城は、浜松城です。家康の城として、または出世城として、城としても知名度の高い城ではないでしょうか。

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その家康像が本丸にあります。岡崎城や駿府城の家康像とは、また少し違って、痩せた精悍さを感じさせるイメージです。「若き日の」と銘打ってました。

天守に向かいます。さて、いよいよ本日お目当ての天守門です。

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木造で本格的に再建されています。浜松城のイメージも断然アップです。

もともと野面積みの石垣はいい味を出していて、その石垣を楽しむだけでも訪れる価値のある浜松城ですが、それがぐっと引き締まりました。

そして目の前には天守。

少し回り込んで天守曲輪中央からの天守。模擬天守と野面積みの天守台。

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久しぶりに天守に入ってみました。内部は歴史資料館になっています。

やはり模型などはイメージを掴むのにありがたいですね。
天守台までしかないですね。天守門があるのがわかりますか。

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そして展望室から天守門を見下ろしてみました。

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高台という立地の良さがわかる眺望です。風に吹かれ気持ちがよかった。

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その後、櫓門になっている天守門の中にも入ってみました。浜松城入場券が天守閣・天守門共通券になっているのです。大人200円でした。

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今年3月末に竣工した天守門内部は木の香りがあって、よかったです。こちらも駿府城の坤櫓と同じで、太い梁の木材は松で、そのまわりは檜でした。ただ木材は今では市内となる天竜からのものだそうです。

駿府城の坤櫓と浜松の天守門は近々見たいものだと思ってましたが、青春18切符の旅でかなえることが出来ました。

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