0245寒いけど早起きします

寒くなってきた。12月ってこんなに寒かったっけという朝が続いている。

早起きを始めたのは30代前半のことだ。それまでの私は、朝は苦手で10代半ばから、冬の朝は辛いなぁと思っていた。寝過ごして、遅刻したこともある。

ひとつは、夜更かしするからいけないのだが、それはなかなか治らない。あれもこれもやりたいのだ。時間がなくて困っている。

何だかんだ言って着手が遅いのだ。その気になってスタートするのが、既に夜半。ちょっと没頭して、まずい早く寝なければ、そんなことの連続だった。週末がいつも苦しかった。だから、休みになってもダッシュが掛けられなかった。

生活を変えたい、そんな思いが強くなって、早起きを始めた。

最初は、昂揚感と苦しさが入り混じった日々だった。よく頑張っていたよなぁと思う。最初は、ＧＷ連休後から11月頃まで。連休で生活の流れを変えて、夏の間頑張り、起きる時間が真っ暗になると早起きも終わっていた。そんなシーズンを何回か過ごした。

しかし、気が付くと早起きは定着していた。

この頃は決めた時間にさっと目が覚める。目が覚めると、すぐ起きれる。布団から出られる。ある意味、若い頃では想像もできない、信じられない快挙だ。

年をとったからかもしれない。しかし、そうだとしたら、有難いものだ。

起きたら、やることはだいたい決まっている。ひょっとしたら、やらなくてもいいことかもしれない。もし寝過ごしてしまえば、やらないまま終わってしまうことだろう。けど、やらずに終わってしまうのは虚しい。きちんとやりたい。１日のスタートを気持ちいいものにしたい、そう思うと、すぐ起きれる。

そして、職場へ５分でも早く着こうものなら、何だかすごく嬉しくて、今日の勝利間違いなし！と思ったりするものである。今日の勝利って何だか、よくわからないことではあるけれど。

生活は変わったけど、成果が出たかどうかはわからない。

早起きをすれば成功するような啓発本は多く見かけるが、私の場合どうだったのだろう。その答えは、まだまだ先なのかもしれない。

時間が欲しいな。今もそんな思いに包まれて、必死に走っている気がする。

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