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0260クリスマスは終わった・・・のかな

自分はミンション系の幼稚園に通っていた。そんな関係で、小学校の頃は教会の日曜学校に通ってたりもした。

特に宗教がということはない。正月に神社を詣でれば、盆暮れにはお寺やお墓も参る、きわめて日本人的なタイプであるが、それでもそんなことがあって、クリスマスには、それなりに思い入れもある。

子どもの頃には、クリスマスと言えば聖書を読んだり讃美歌を歌ったりした。長じても、けっこうそんな昔を懐かしんで、聖書を読んだり讃美歌を歌ったりしたものだ。もちろん、飾りを楽しんだり、ケーキを食べたり、プレゼントを交換したり、そんなクリスマスならではの楽しみも満喫しながら。

子どもが生まれて、クリスマスは重要なイベントになった。まだ小さいころに買ったツリーを毎年出してきては飾り、ケーキを食べたりした。

プレゼントはサンタさんがイブの夜更けに枕元に置いてくれる。そんな設定を繰り返してきた。

親子離れしない親子というレポートで、こんな話を読んだことがある。それは子供が中学生になったのだが、未だにクリスマス会を家族で開いていて、夜にプレゼントを渡す。そこまでなら、よくある話かもしれないのだが、それが未だにサンタがいると子どもは信じ、親は信じ込ませるように凝った設定や努力をして、夜更けに子どもの部屋に忍び込んでいるという。その少し現実離れした努力と、それがいつまでも続きそうだ、真実がわかったらどうしようかという不安に悩まされる、そんなレポートだ。

馬鹿らしい話ではあるが、子どもが小学校高学年に差し掛かる頃には気になった話だ。

10歳のクリスマスの時だったと思う。ラストクリスマスという噂が流れてきた。それは、これがサンタが来る最後の年で、サンタは新しく生まれた子どもたちへプレゼントを配るのが忙しくなるので、来年からプレゼントは父母に頼んで下さいね、というのだ。いい話だ。

気が付けば、プレゼントなしでクリスマスが終わるようになった。プレゼントはいいけど、それよりも欲しいものがあるなら、必要なものがあるにら、すぐ買っている。だから、今さらプレゼントというものもない。

今年のイブは、クラブ活動の遠征があって、クリスマスそのものも祝うことなく終わってしまった。1日遅れでクリスマス当日に、ケーキを食べたが、ツリーは飾られることはなかった。

ちょっと残念でもあったが、こうして情景は変わっていくんだなと思った。

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