0294自動車免許を75歳で返上する

75歳で自動車免許を返上するというニューストピックを見た。高齢者の能力と安全を考えるとこのあたりが区切りということらしい。ニュースは、車がないと生活がとても不便になる地域の実情などをリポートしていたが、そのことはさておき、とりあえずは75歳という限界みたいなものがはっきりと提示されたことに、少なからず動揺した。

城めぐりと、それを通して、いろいろなところに行ってみたい、そんな私だが、全ては車がないと始まらない。もちろん18切符で旅するとか、例外もあるし、第一車なしで活発に城めぐりをしている友達だっている。だから、車がなくたってなんとかなる、とも言えよう。しかし、自分の車で、自分で好きなように走り回りたいというのは強い欲求で、飛行機で飛んでレンタカーでまわるというのも案外便利なんだろうけど、なんか魅力に欠けるのである。

今はＧＰＳログを集積できる時代なのだ。日本地図を自分のログで埋め尽くしてみたい、自分の軌跡、足あとで埋め尽くしてみたい、そんな意味があるのかないのかわからないような欲望がある。やはり、それには自分の車だ。

65歳で仕事から完全撤退するとしたら、10年しかない。老後、気ままにドライブして城めぐりしたい、それはたったの10年なのだ。そうなると、例え無給状態になろう60歳で完全撤退というのもありか。車中泊だって、貧乏旅行だって何だっていいのだ。とにかく自由に走りたい。やっぱり５年は重たいななどと、まだ５年以上先のことを心配したりする。先のことはわからないことなのに。

時間は無限にはない。私には、そんなことを、思わせるニューストピックだった。

タグ：自由 自動車免許 75歳 無限 車中泊 貧乏旅行 返上 ＧＰＳログ 高齢者 城めぐり 走りたい 限界 トピック 軌跡 車 ニュース 足あと