0310比叡山延暦寺1(東塔編)
比叡山延暦寺に行ってきました。有名さかげんでは一級品で、やはりきちんと訪問したい場所であります。恥ずかしながら、初めてでした。
中心には延暦寺という寺があると思っていました。そんなお寺は具体的にはないのですね。およそ東塔・西塔・横川の三地区に分かれ、堂宇が立ち並んでいます。どこを見ればいいのか、というものでもないでしょうが、戸惑ってしまいます。多くの堂宇をどこまで見ればいいのか、見学時間はどのくらいかかるのか、下調べすると困惑することばかり。一日がかりでのんびりしてこう、と思い出かけました。
大津までは2時間余り、比叡山ドライブゥェイに入り、目的地を目指します。トンネルをくぐると大きな東塔の第一駐車場。
道としては難しくありませんが、ここでよかったのかと戸惑い気味です。世界遺産登録の案内が見られましたが、土曜9時で大駐車はガラガラです。2月という時期がよくないのかもしれませんが。
入場料が国宝殿を含め1200円でした。これで、東塔・西塔・横川の三地区と国宝殿の見学ができるのだから妥当といえば妥当ですが、ちょっと高いですね。というか、この種の入場料をあまり考えていなかったので半ば不意打ちでした。
それと予想外の雪でした。比叡は標高があるというものの、こんなにも冷え込み、雪もあるのですね。
まわりをキョロキョロしながら、まずは講堂です。
中には、日蓮、道元、栄西、法然、親鸞、一遍らの像が安置されています。若い頃比叡山延暦寺で修業したそうです。そうそうたる顔ぶれに、やはりすごいところだと再度思い直します。
雪が残る坂を下るように降りていくと国宝の根本中堂があります。ここが比叡山延暦寺の中心的な堂宇です。
最澄が788(延暦7)年、ここに薬師如来を本尊とする一乗止観院を創建しました。それが比叡山延暦寺のはじまりです。延暦寺という名前は、最澄が亡くなったのちに、元号からとられたそうで、意外でした。
少ないながらも拝観者が固まっていて、お坊さんの説明を聞きながら根本中堂を回ることが出来ました。お城でもそうですが、全体が掴めずよくわからないと感じていても、主郭に来て縄張図を見ると妙に得心がいくことがあります。ここにたどり着いて説明を聞いているうちに、ようやく比叡山延暦寺が、わかってきたような気がしました。
中は、現役の修業の場です。肝心要のところで写真が撮れないのは非常に残念ですが、厳かないい雰囲気に包まれていました。訪れてよかったです。
本尊前の釣灯篭には「不滅の法灯」が灯ります。
ちょうどお勤めの時間なのか、お経があげられていました。
こちらは、最澄自作の三面大黒天を祀った大黒天堂です。豊臣秀吉も開運祈願したということで、出世大黒天と称されています。
大講堂の前を抜けて、坂を登っていくと途中に戒壇院があります。ここもいい雰囲気を醸し出しています。大講堂とともに、こちらも重文の建物になります。
天台宗の僧侶が戒律を授かる、比叡山中で最も重要なお堂になるそうです。なのに、誰もいないなんて、・・・。静かなひと時を持ちました。
こちらのきれいで大きな堂宇は阿弥陀堂になります。昭和12(1937)年に比叡山開創1150年を記念して建立されました。
そして、その隣が法華総持院東塔です。こちらは、信長の焼き討ち以来400年ぶりに再建されたそうです。
ここから、琵琶湖が見えました。
まわりつくすというよりは、ゆっくりと一人の時間を楽しみました。
講堂・根本中堂こそ人はいましたが、あとはぽつんぽつんとしかいません。ちょっともったいないですね。
入口近くにある国宝堂に寄ります。
仏像とか、自分がしっかり価値がわからないのが残念ですが、ここに集めてあります。鑑賞するには絶好のスポットでしょう。
図録とか、資料も売られているので、この機会に数点買ってきました。
のんびりまわったのでもう昼になります。入口前の無料休憩所に寄りました。
鶴喜そばが店を出しています。
比叡山そば730円を頼みました。体が温まってよかったです。
ついでに、ごま大福をお土産に買いました。私にしては珍しいことです。いつもは城めぐりに出ても何も買うことがないのですが、それは買う店がないからなのです、と言い訳しながら。でも、ここで買わないと、西塔・横川では買えないです。
ここ東塔は、やはり中心的なところなのですね。
中心には延暦寺という寺があると思っていました。そんなお寺は具体的にはないのですね。およそ東塔・西塔・横川の三地区に分かれ、堂宇が立ち並んでいます。どこを見ればいいのか、というものでもないでしょうが、戸惑ってしまいます。多くの堂宇をどこまで見ればいいのか、見学時間はどのくらいかかるのか、下調べすると困惑することばかり。一日がかりでのんびりしてこう、と思い出かけました。
大津までは2時間余り、比叡山ドライブゥェイに入り、目的地を目指します。トンネルをくぐると大きな東塔の第一駐車場。
道としては難しくありませんが、ここでよかったのかと戸惑い気味です。世界遺産登録の案内が見られましたが、土曜9時で大駐車はガラガラです。2月という時期がよくないのかもしれませんが。
入場料が国宝殿を含め1200円でした。これで、東塔・西塔・横川の三地区と国宝殿の見学ができるのだから妥当といえば妥当ですが、ちょっと高いですね。というか、この種の入場料をあまり考えていなかったので半ば不意打ちでした。
それと予想外の雪でした。比叡は標高があるというものの、こんなにも冷え込み、雪もあるのですね。
まわりをキョロキョロしながら、まずは講堂です。
中には、日蓮、道元、栄西、法然、親鸞、一遍らの像が安置されています。若い頃比叡山延暦寺で修業したそうです。そうそうたる顔ぶれに、やはりすごいところだと再度思い直します。
雪が残る坂を下るように降りていくと国宝の根本中堂があります。ここが比叡山延暦寺の中心的な堂宇です。
最澄が788(延暦7)年、ここに薬師如来を本尊とする一乗止観院を創建しました。それが比叡山延暦寺のはじまりです。延暦寺という名前は、最澄が亡くなったのちに、元号からとられたそうで、意外でした。
少ないながらも拝観者が固まっていて、お坊さんの説明を聞きながら根本中堂を回ることが出来ました。お城でもそうですが、全体が掴めずよくわからないと感じていても、主郭に来て縄張図を見ると妙に得心がいくことがあります。ここにたどり着いて説明を聞いているうちに、ようやく比叡山延暦寺が、わかってきたような気がしました。
中は、現役の修業の場です。肝心要のところで写真が撮れないのは非常に残念ですが、厳かないい雰囲気に包まれていました。訪れてよかったです。
本尊前の釣灯篭には「不滅の法灯」が灯ります。
ちょうどお勤めの時間なのか、お経があげられていました。
こちらは、最澄自作の三面大黒天を祀った大黒天堂です。豊臣秀吉も開運祈願したということで、出世大黒天と称されています。
大講堂の前を抜けて、坂を登っていくと途中に戒壇院があります。ここもいい雰囲気を醸し出しています。大講堂とともに、こちらも重文の建物になります。
天台宗の僧侶が戒律を授かる、比叡山中で最も重要なお堂になるそうです。なのに、誰もいないなんて、・・・。静かなひと時を持ちました。
こちらのきれいで大きな堂宇は阿弥陀堂になります。昭和12(1937)年に比叡山開創1150年を記念して建立されました。
そして、その隣が法華総持院東塔です。こちらは、信長の焼き討ち以来400年ぶりに再建されたそうです。
ここから、琵琶湖が見えました。
まわりつくすというよりは、ゆっくりと一人の時間を楽しみました。
講堂・根本中堂こそ人はいましたが、あとはぽつんぽつんとしかいません。ちょっともったいないですね。
入口近くにある国宝堂に寄ります。
仏像とか、自分がしっかり価値がわからないのが残念ですが、ここに集めてあります。鑑賞するには絶好のスポットでしょう。
図録とか、資料も売られているので、この機会に数点買ってきました。
のんびりまわったのでもう昼になります。入口前の無料休憩所に寄りました。
鶴喜そばが店を出しています。
比叡山そば730円を頼みました。体が温まってよかったです。
ついでに、ごま大福をお土産に買いました。私にしては珍しいことです。いつもは城めぐりに出ても何も買うことがないのですが、それは買う店がないからなのです、と言い訳しながら。でも、ここで買わないと、西塔・横川では買えないです。
ここ東塔は、やはり中心的なところなのですね。
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