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0318比叡山延暦寺3(横川編)

西塔の見学を終え、横川へと向かいます。その途中の峰道レストランです。大きな駐車場はがらんとして、雪が積もったままです。レストランの案内を見ると冬期休業中でした。12月中旬~3月とあります。

このレストランからは琵琶湖の景色が楽しめるようです。夏は最高でしょうね。その脇からおこぼれで琵琶湖の景色撮りました。大きな川のような琵琶湖でした。

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また駐車場の端には最澄伝教大師の大きい像がありました。

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また駐車場から少し行ったところに、法然上人ご修行の地の案内があります。これは、その修行された黒谷青龍寺の参道の入口を示しています。青龍寺はこの先を下った山中になります。すっかり雪に埋もれていました。

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寄り道もそこそこにして横川へと急ぎます。東塔と西塔が近いことから思うと横川は少し北に離れています。



ここも、人が少なかったですが、何故か、西塔より人が多いようです。

お堂に向かう道には、ここで修行した道元・親鸞・日蓮の一生をシーンで綴った絵看板が出てました。わかりやすくていいですね。各10枚計30枚ほど全部撮ってきましたが、代表して日蓮の1枚目。

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日本仏教界のビックな方々が、ここ比叡山で修行した、それが比叡山の魅力でしょう。つくづく思い知らされる絵看板でした。

それが終わったかと思うと、朱塗りの美しい舞台造り建物が見えてきます。どうやら、これが横川中堂のようです。

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開創は慈覚大師が848(嘉祥元)年にされたそうですが、たびたびの火災に見舞われ、この建物は昭和46(1971)年に再建されたものだそうです。往時はこのように鮮やかな建物だったのでしょう。

本尊の聖観世音菩薩立像は平安藤原時代の典型的な木像で、重文です。

しっかり参らさせていただきました。

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また、高浜虚子の供養塔なんてものもありました。「叡山詣」「風流懴法」を書き比叡山をこよなく愛した俳聖と紹介してましたが、ちょっと格違いを感じてしまいますね。

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こちらは「往生要集」を表した恵心僧都、源信の旧跡で恵心院です。雪の中にひっそりとたたずんでいました。

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もうひとつの中心というべく元三大師堂です。別名四季講堂。

元三大師は慈恵大師良源大僧正と呼ばれ、荒れていた比叡山を復興した中興の祖と仰がれる人だそうです。この方のことは知りませんでした。こういう人がいて、今の比叡山があるということなのでしょう。

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元三大師は法力、霊力の持ち主とされ、ここはおみくじの発祥の地でもあるそうです。

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元三大師堂の近くから谷を下る道があります。道元禅師得度の地へ向かうようです。ここを進んで大丈夫かなという雪の道を下ります。

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飾られた霊跡がありました。こんなところで修行したんだなと思うと感慨深いですね。誰もいません。こんな冬の日に訪れたのは正解でした。

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最期に元三大師の御廟にも参ってきました。峠を越す雪はますます深く大変でしたが、いいしめくくりが出来ました。

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