SSブログ

0466潮騒の島神島へ行ってきました(下)

昨日の続きです。伊勢湾の入口に浮かぶ神島へ行ってきました。

1/3を回ったくらいですが、神島灯台・監的哨を見終えるとほっとしました。あとは、船の時間に合わせてのんびりするだけです。

監的哨からは下り道で、じきに神島中学の見えるところまで降りてきました。左手の海がニワの浜です。

0466-01.jpg

0466-02.jpg

0466-03.jpg

切り立ったカルスト地形が見られます。きれいです。

しかし、それ以上に荒れた海の波が印象的でした。歌島(小説潮騒のなかでの神島)の海女が根拠地としたのがニワの浜でしたが、とても人が近づける海ではなかったです。

岩に打ち付ける波を、強い風に吹かれながら眺めてきました。

0466-04.jpg

ちょうど校庭の先を歩いて、岬を横切ります。古里の浜に出ます。

風向きの加減か、幾分か波は静かです。陽が射しました。波が乱反射して、ざわめく感じがいいですね。これこそ、潮騒だと思いました。

この古里の浜で映画潮騒のロケが行われたそうです。

もう一度映画も見たいものですね。

0466-05.jpg

0466-06.jpg

時間が余ってしまうなぁとここらでもゆっくりしました。

海をみていると飽きません。

ひと時が経ち、浜をはなれ、鏡岩近くを通って港のある集落に戻りました。

なぜ鏡岩と呼ばれたんだろと思うほど草に埋もれた鏡岩。

0466-07.jpg

途中で見かけた神島中学の門柱。昔は今とは違う位置に学校があったのだろうか。

0466-08.jpg

上から見下ろした集落。

0466-09.jpg

波止場に戻ってきました。

余った時間で港周辺を歩きました。港は、大きさ広さといい立派です。地図で見てもわかるくらい、小さな島には不釣り合いなほどです。でも、それほど大切な施設なんでしょうね。

島にとって、天候の加減は大きく、風にもかなり左右されます。神島にとって、西や北の風が辛いといってました。集落はまともに影響を受けてしまいます。けど、南の台風の影響は生死にかかわってきます。以前は今の集落以外にも人が住んでいたそうですが、南に面した地域は台風にさらわれたことがあるそうです。それで、今のようになったとか。

立派な堤防でしたが、それでも波の飛沫が飛び越えてくるほどでした。

海の孤島ですね。

集落にはマンホールもありました。デザインマンホールでもないので、簡単にここで紹介します。中央は鳥羽市の市章です。それと水道の仕切り便。小さめのマンホールです。

0466-10.jpg

0466-11.jpg

港にはプールもありました。島の子供はこのプールで練習するのかな。あの海では、危ないですからねぇ。

0466-12.jpg

港にはヘリポートもありました。

0466-13.jpg

もちろん灯台もあります。小さなものですけど。

0466-14.jpg

0466-15.jpg

そろそろ時間です。名残惜しいけど帰らねばなりません。

0466-16.jpg

行きと同じ高速船に乗り込みます。帰りはひとりでした。

15分、あっという間の伊良湖帰港でした。

0466-17.jpg

0466-18.jpg
nice!(3)  コメント(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。