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0855堂洞城(岐阜県) [城印象記]

岐阜県加茂郡富加町夕田の堂洞城を紹介します。



国道418号線、中蜂屋の交差点角にはこんな碑があります。

「堂洞城入口是より北八百米」

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ここから堂洞城を目指しますが、一方「この先行き止まり」の案内もあります。舗装路で通り抜けれますが細い山道です。運転には気を付けてください。

分岐路もありましたが道は一本道に感じました。途中の池を横に過ぎる辺りから、道は細く斜度が増します。峠辺りが四つ辻になっています。左が貯水塔、右がゴルフ場の管理入口です。車はバックでこの入口前に停めました。

その道の左手に小道があります。そこを歩いて城へと向かいます。

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その道から振り返った四つ辻です。

貯水塔方面が二の丸で、その尾根を抜けた方面が大手のようです。

この手前も城域のようですが、何も残ってはいません。

城跡の半分はクレセントバレーカントリークラブ美濃加茂になってしまったようですが、仕方ないですね。

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ここからは大した登りもなく、一本道で迷うほどのことはありません。

ここを左に折れると、主郭にたどり着きます。車から5分ほどです。

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夏ですので草生しています。けど歩けないほどではありません。

削平されたような中心にお墓の様なものがありました。供養塔だそうです。右後ろには説明板もありました。

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しかし「堂洞城由来」は判るものの、読む気にならないほど字が薄れていました。

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削平した曲輪の感じがわかりましたが、土塁などの明確な遺構はわかりませんでした。

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南が開けているようで、帯曲輪状になっています。切岸になっていると言っていいのかなと思います。

突端の様な岩場がありました。主郭に八畳岩と呼ばれる岩場があって、城主岸信周が酒宴を催したそうです。加治田城主佐藤忠能、関城主長井道利との中濃三城の盟約をここで結んだということでしょうか。

ただ勝手に想像するだけですが、落城してしまったもの悲しさを感じながら、歩き回ってきました。

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