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0916興福寺三重塔(国宝) [和塔]

次に三重塔の拝観にうかがいます。位置はこちらになります。

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よく三重塔は見落とした、知らなかったという話を聞きますが、東大寺奈良公園方面から来る人にとっては端になるからなのでしょう。奈良駅猿沢の池からだと、まず最初に目にします。

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三重塔(国宝) 高さ19m

崇徳天皇の中宮皇嘉門院聖子が発願し、1143年に創建されましたが、1180年に焼失しました。その後、鎌倉時代に再建され現在に至っています。興福寺伽藍の中では、北円堂と並んで最も古い建物です。

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五重塔を見たあとだからでしょうか、規模以上に小さく見えました。

また最も古いと言いますが、柱や飾りが繊細な感じがして、比較するとこちらの方が新しい時代の再建なのでは、と思ったりしました。

こちらも三手先組物です。見上げた姿に圧倒されます。

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内部はやはりこちらも撮影禁止です。外に案内の写真が出ていました。替りにこちらを掲載します。

弁才天坐像と十五童子像が印象的です。板に書かれた仏画は、クリアにはわからないので、何だかすごいんだけど、もう忘れかけています。

それにしても、天井の格子が建物の格調高さを物語るようでした。

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初層内部

初層内部の四天柱をX状に結ぶ板の東方に薬師如来、南方に釈迦如来、西方に阿弥陀如来、北方に弥勒如来を各千躰描き、柱や天井には極彩色の文様が描かれています。

弁才天坐像 座高38.5cm 檜材/寄木造/江戸時代初期

興福寺の弁才天は、弘法大師が天川から興福寺に勧請したといわれています。現在の弁才天は旧世尊院伝来で、頭上には鳥居、白蛇の宇賀神をのせます。なお眷属に十五童子を従えています。

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今回は内部特別公開ということで行きましたが、建物をじっくり見たい向きには普通の状態の方がよかったのかな、とも思いました。仕方ないことですが、手前のテントが邪魔です。

また機会を見つけて訪れたいですね。

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