1246冠山峠越え
冠山峠を通り抜けてみた。冠山峠はこちら。
より大きな地図で蔓草マップ を表示
徳山ダム湖の奥、岐阜と福井との境になる。
以前、藤橋から徳山を訪れたことがある。その時は県道270号線を利用して根尾に抜けようとしていた。が、自然災害の影響を受けて通行止めであった。
その時、ふと地図を眺めながら思ったのは、徳山の周囲は山で囲まれ、国道417号線も途切れ、道はなく、どんづまりのような場所なんだ。
このどんづまり感が強烈であった。
山ひとつ向うといっても、隔絶たる世界になっているんだなぁと思ったものである。
それが、最近Twitterフォロワーさんの発言で教えられたのだが、林道で福井に抜ける道があるという、そのことに妙にそわそわした。あの山々を越えられるのか!
よく見ると、確かに地図には道がある。越えてみたい。
ぬりつぶし地図でみると大きな空白地帯なのだ。走り抜けたい。
そんなわけでここまで来た。
徳山ダム湖周辺は静かで、道だけは立派だが誰もいない。そして、いよいよ道も狭まり、この地点というわけだ。
けっこうな最果て感がある。
水は大したことはないが、こんな洗い越しもある。
落石もあって、小粒ながらその上を走ると、ガリっと音がしてびっくりする。余り不用意に踏みつけてばかりいると、パンクの懼れもあるから気をつけないといけない。
が、道幅は1.5車輛くらいあって、舗装もしてあるので走り難くはない。
蛇行を重ねながらぐんぐん標高が上がる。
峠が見えてきた。
道幅はあるので、そんなに大変な道ではない。しかし道には、ガードレールはなく、路肩を踏み外せば、まっさかさま。それを思うと、怖い道ではあった。
加えてこの標高感。景色は素晴らしいが、道からの風景は、断崖からの風景に等しい。
アップして見ると、徳山ダム湖がいい感じで見えた。
左手には冠山が見える。
峠に着いた。
昼間は30℃を超えていた気温も、夕暮れも近いことも手伝って、17℃まで下がっていた。
冠山、いいねえ。登ってみたくなった。でも、峠からでも、大変そうだ。
夕闇が迫るので、せかされるようにして峠を越えた。
峠を越えると、なぜか緊張感はやわらぎ、あとはもくもくと車を走らせた。
滝があった。名前はわからない。
林道も終わり、道が広くなった。
幸か不幸か、この間に1台の車にも遭わなかった。すれ違いの心配は必要なかったわけであるが、それだけに、荒涼感をたっぷり味わえた峠越えであった。
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徳山ダム湖の奥、岐阜と福井との境になる。
以前、藤橋から徳山を訪れたことがある。その時は県道270号線を利用して根尾に抜けようとしていた。が、自然災害の影響を受けて通行止めであった。
その時、ふと地図を眺めながら思ったのは、徳山の周囲は山で囲まれ、国道417号線も途切れ、道はなく、どんづまりのような場所なんだ。
このどんづまり感が強烈であった。
山ひとつ向うといっても、隔絶たる世界になっているんだなぁと思ったものである。
それが、最近Twitterフォロワーさんの発言で教えられたのだが、林道で福井に抜ける道があるという、そのことに妙にそわそわした。あの山々を越えられるのか!
よく見ると、確かに地図には道がある。越えてみたい。
ぬりつぶし地図でみると大きな空白地帯なのだ。走り抜けたい。
そんなわけでここまで来た。
徳山ダム湖周辺は静かで、道だけは立派だが誰もいない。そして、いよいよ道も狭まり、この地点というわけだ。
けっこうな最果て感がある。
水は大したことはないが、こんな洗い越しもある。
落石もあって、小粒ながらその上を走ると、ガリっと音がしてびっくりする。余り不用意に踏みつけてばかりいると、パンクの懼れもあるから気をつけないといけない。
が、道幅は1.5車輛くらいあって、舗装もしてあるので走り難くはない。
蛇行を重ねながらぐんぐん標高が上がる。
峠が見えてきた。
道幅はあるので、そんなに大変な道ではない。しかし道には、ガードレールはなく、路肩を踏み外せば、まっさかさま。それを思うと、怖い道ではあった。
加えてこの標高感。景色は素晴らしいが、道からの風景は、断崖からの風景に等しい。
アップして見ると、徳山ダム湖がいい感じで見えた。
左手には冠山が見える。
峠に着いた。
昼間は30℃を超えていた気温も、夕暮れも近いことも手伝って、17℃まで下がっていた。
冠山、いいねえ。登ってみたくなった。でも、峠からでも、大変そうだ。
夕闇が迫るので、せかされるようにして峠を越えた。
峠を越えると、なぜか緊張感はやわらぎ、あとはもくもくと車を走らせた。
滝があった。名前はわからない。
林道も終わり、道が広くなった。
幸か不幸か、この間に1台の車にも遭わなかった。すれ違いの心配は必要なかったわけであるが、それだけに、荒涼感をたっぷり味わえた峠越えであった。
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