1263清水寺子安三重塔(重文) [和塔]
清水寺にはもうひとつ三重塔がある。子安塔だ。
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仁王門からは一番奥の南のはずれにぽつんと建っている。
清水寺三重塔は記憶にあるが、こちらは全く記憶がない。重文の三重塔リストを見ながら、何だっけと気になって仕方ない。
清水の舞台からのこの景色は、それこそ小学生の修学旅行でも見たはずだ。
でも、特別な関心がない、とはそういうことか。
奥の院から南下して、はずれにある高台を登ると、そこに三重塔はあった。
創建年については詳しくわからないようだが聖武天皇、光明皇后の祈願所だったというから奈良時代にはあったのだろう。堂内に子安観音が納められていて、もとは仁王門の左手前付近にあった。
今の塔は明応9年(1500)の再建で、明治44年(1911)に現在地に移されたそうだ。
高さ約15mと小振りな塔で、清水寺三重塔の半分ほどの大きさになる。
小さいながらにもきれいに朱塗りされ均整な姿を見せる。
扁額には「観世音菩薩」とあり右上に小さく「洛陽」左上に「子安」とある。
ちょっと斜めの構図もいい。
そしてアップ。
清水寺は人気スポットで人が多い。しかし、ここ子安塔まで足をのばす人は少ない。また近くに建物がない。心ゆくまで、三重塔を味わった。
ここから清水の舞台や三重塔など見える。こうして清水寺を俯瞰するのも悪くはない。せっかく清水寺に詣でたなら、ここまで来てほしいものだ。
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仁王門からは一番奥の南のはずれにぽつんと建っている。
清水寺三重塔は記憶にあるが、こちらは全く記憶がない。重文の三重塔リストを見ながら、何だっけと気になって仕方ない。
清水の舞台からのこの景色は、それこそ小学生の修学旅行でも見たはずだ。
でも、特別な関心がない、とはそういうことか。
奥の院から南下して、はずれにある高台を登ると、そこに三重塔はあった。
創建年については詳しくわからないようだが聖武天皇、光明皇后の祈願所だったというから奈良時代にはあったのだろう。堂内に子安観音が納められていて、もとは仁王門の左手前付近にあった。
今の塔は明応9年(1500)の再建で、明治44年(1911)に現在地に移されたそうだ。
高さ約15mと小振りな塔で、清水寺三重塔の半分ほどの大きさになる。
小さいながらにもきれいに朱塗りされ均整な姿を見せる。
扁額には「観世音菩薩」とあり右上に小さく「洛陽」左上に「子安」とある。
ちょっと斜めの構図もいい。
そしてアップ。
清水寺は人気スポットで人が多い。しかし、ここ子安塔まで足をのばす人は少ない。また近くに建物がない。心ゆくまで、三重塔を味わった。
ここから清水の舞台や三重塔など見える。こうして清水寺を俯瞰するのも悪くはない。せっかく清水寺に詣でたなら、ここまで来てほしいものだ。
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