1378田津原城(愛知県) [城印象記]
愛知県豊田市(旧旭町)田津原町日向の田津原城を紹介します。
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県道484号線黒谷から分岐して2.5km走った地点の道路脇の山城です。情報が少ないので、現地はどうな様子なのか心配でした。
道は予想通りというか、かなり荒れています。公道がこんな放置ぶりでいいのかというような状況でしたが、2車線分の道幅がある舗装路で、意外と運転は楽でした。
が、すぐ横の山と思ったお城は、急崖の上です。
どうしようかと躊躇いましたが、道路近くまで木があったここから登りました。
まさに直登です。木がいっぱいあったので助かりましたが、滑落の恐怖と戦いながら、緊張の登城でした。
上がったのは、ピークの東の尾根です。お城は尾根のピーク596.5mを中心にに横長に位置しています。それを東から西へと横断しました。
お椀を伏せたような丸みが残る向うに主郭が見えます。
これは主郭側から見た東の曲輪です。間には堀切が見られます。
主郭はピークに位置し、楕円状に削平地になっています。削平状態は甘いものの、斜面を移動してきた私にはひどく落ち着ける場所に感じられました。
主郭の南です。かろうじて腰曲輪が認められるでしょうか。その先は落ち込んでいます。
主郭から見た西です。手前に堀切がありますが、西の曲輪はあまり曲輪らしくはないですね。
その西の曲輪から見た主郭です。間に堀切があるお陰で、切岸がしっかり見てとれます。
以上、主郭を中心とした田津原城です。
削平や切岸が甘く、自然地形のようにも感じられます。しかし、確固たる城遺構を感じました。
この駒山方面へとつながる舗装路が昔からある旧道のようで、押さえの城としてはベストの位置にあると思います。
下山は西側にしました。地図の等高線が少し緩やかそうです。
下ってきた先に円形の削平地がありました。これは出曲輪というべき遺構じゃないでしょうか。
反対から見るとこんな具合です。西の曲輪からゆるやかに下る尾根ラインも見えます。
この先は崖で、ここまでが城域でしょう。
気を付けて、南の舗装路側に降ります。下ったので幾分か比高は少なくなっており、また地図で見る通り、いくらか緩やかな斜面でした。
無事に下山できた時はほっとしましたが、思えばここから登ったらよかったのかもと反省しました。こんな木が置いてありましたが、よかったら、参考にしてください。
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県道484号線黒谷から分岐して2.5km走った地点の道路脇の山城です。情報が少ないので、現地はどうな様子なのか心配でした。
道は予想通りというか、かなり荒れています。公道がこんな放置ぶりでいいのかというような状況でしたが、2車線分の道幅がある舗装路で、意外と運転は楽でした。
が、すぐ横の山と思ったお城は、急崖の上です。
どうしようかと躊躇いましたが、道路近くまで木があったここから登りました。
まさに直登です。木がいっぱいあったので助かりましたが、滑落の恐怖と戦いながら、緊張の登城でした。
上がったのは、ピークの東の尾根です。お城は尾根のピーク596.5mを中心にに横長に位置しています。それを東から西へと横断しました。
お椀を伏せたような丸みが残る向うに主郭が見えます。
これは主郭側から見た東の曲輪です。間には堀切が見られます。
主郭はピークに位置し、楕円状に削平地になっています。削平状態は甘いものの、斜面を移動してきた私にはひどく落ち着ける場所に感じられました。
主郭の南です。かろうじて腰曲輪が認められるでしょうか。その先は落ち込んでいます。
主郭から見た西です。手前に堀切がありますが、西の曲輪はあまり曲輪らしくはないですね。
その西の曲輪から見た主郭です。間に堀切があるお陰で、切岸がしっかり見てとれます。
以上、主郭を中心とした田津原城です。
削平や切岸が甘く、自然地形のようにも感じられます。しかし、確固たる城遺構を感じました。
この駒山方面へとつながる舗装路が昔からある旧道のようで、押さえの城としてはベストの位置にあると思います。
下山は西側にしました。地図の等高線が少し緩やかそうです。
下ってきた先に円形の削平地がありました。これは出曲輪というべき遺構じゃないでしょうか。
反対から見るとこんな具合です。西の曲輪からゆるやかに下る尾根ラインも見えます。
この先は崖で、ここまでが城域でしょう。
気を付けて、南の舗装路側に降ります。下ったので幾分か比高は少なくなっており、また地図で見る通り、いくらか緩やかな斜面でした。
無事に下山できた時はほっとしましたが、思えばここから登ったらよかったのかもと反省しました。こんな木が置いてありましたが、よかったら、参考にしてください。
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