1411萩平山城(愛知県)

愛知県豊橋市石巻萩平町城山の萩平山城(別名鷹打砦)を紹介します。

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県境の山の多い地帯の一番手前に位置する山です。平野部に進出するのにいい拠点になりそうです。

西郷小学校前から見た萩平山城です。西郷弾正の城と伝わります。



登城口は北側にあります。山の上には、秋葉神社が祀られており、その参拝道になっているのでしょう。



付近の道は狭く適当な余白地がないのですが、近くの公民館に停めさせてもらいました。



登城口はこちらです。



城のある頂上は標高156ｍ、比高は約80ｍです。ゆるやかそうな山に見えましたが、やはり坂道はそれなりに厳しいです。



途中、里の景色も望めました。西郷小学校が見えます。



一気に登ると、割とあとはなだらかです。神社を目指します。

ひとつ堀切を越えると二の曲輪になるようです。細長く何となく平ら、といった地形です。

そして、堀切です。向うには社も見えます。



くぼみはわずかで小さな堀切です。でも、現地ではもっと堀切らしく感じたものです。今度は社のある主郭側から見た堀切です。どうでしょうか。



小さな祠があります。



その向こうには、立入禁止が付けられた倒壊しそうな社がありました。



その先にも削平地があります。このあたりが主郭でしょう。



その先は腰郭です。切岸は鋭くはありません。



一部腰郭を区切るように土塁状にのびている部分も見られます。



その先には更に腰郭もあり、工夫された縄張が展開されているようにも感じられました。

ただ土が柔らかいのか、切岸は弱く、だらだらっと下っているようにも見えます。

くずれそうな社を見上げながら、埋もれていく歴史を思い描いたりしました。

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