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1425高田土居城(和歌山県) [城印象記]

和歌山県日高郡みなべ町気佐藤の高田土居城を紹介します。

より大きな地図で蔓草マップ を表示

みなべICの近くになります。近過ぎて車をどう近づけたらいいのか、一瞬迷います。道路沿いに梅林があり、そこに説明板もありました。

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  みなべ町指定文化財 高田土居城跡

 室町時代、野辺氏は紀伊国守護であった畠の守護代として、南部荘を支配しており「高野山文書」・「御霊宮(現・須賀神社)棟札」・「堀籠氏系図」等で権勢が伺がえる。
 野辺氏の居城は、高田土居城の北方約2km、標高206mの平須山頂にあり、常時の館として南部平野のほぼ中央に高田土居城を築かれた。
 1998(平成10)年からの発掘調査によって、城郭は南北50m、東西70mの方形館を中心に、二重(一部三重)の外堀をもつ全国有数の巨大城郭で、15~16世紀に築城されたことが明確になった。

  2008(平成20)年1月 みなべ町教育委員会

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道路は居館城を斜めに通り抜ける具合だったそうですが、この自動車道とインターチェンジのお陰で遺構は破壊されてしまったことでしょう。

もっとも、そんな工事があったから、大々的に発掘調査もできて、説明板のようなこともよくわかったのかもしれません。

今、ちょっと見た感じは、土豪の小さな館があったのかなというところでしたが、全国有数の巨大城郭という規模が意外な感じを受けました。想像がつかないですねえ。詰め城を平須賀城としてのセットの居館城は大規模です。

多分、発掘した資料も残されていることでしょうから、一度拝読する機会を作りたいものです。

梅がほころびはじめた、南紀の初春でした。

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