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1455知的生産性の向上はあり得るのか

現場へ帳票に記入させ、集計する作業をしている。PCがあって、電子メールがあって、Excelがあって便利になった。しかし、そんな簡単に話が済むなら、もっともっと効率がよくなっているはずだ。実際には、何かわかってわからないような面倒なことばかりやっている。

まず帳票をPCで作り出す。そこまではいい。

できれば電子メールで一斉配信をしたいところだ。そして電子メールで返事をもらい、同じ Excel帳票でぱっぱっと片付けたい。そうできるハズである。

ところが、電子メールを使いこなせない現場(人間に能力のない場合とインフラ的に整ってない場合の2通りあり)もあって、多くは印刷して物理的なメールで送る。

そして、そのまま記入されて、再び物理メールで返却され、その紙の帳票を見て、データをPCに打ち込んで、作業は完結する。

まどろっこしくもあるが、まあ、仕方ないというところだろう。

しかし、作業は何故かいろいろなパターンが起こる。

親切にデータをPCに打ち込んでくれる人たちがいる。ひとつは手書きだと字がきたないので、それを気にして、ということらしい。またPCの Excel帳票ならば、計算が楽ということらしい。

そして、それを印刷して物理メールで返却してくる。PCが文書清書機として利用されているパターン。

キレイで見やすいといえば、手書きよりよさそうなのだが、実際は違う。そんな低スキルの方々が打ち出してくれる印刷物は危ない。

計算の答えが違っている。字がキレイだから鵜呑みしやすいが、多分、計算式が作業途中で壊れてしまったのだろう。だから却ってやっかいなのだ。(元から手書きの返却でも計算違いはあるが。)

PCだから可能なのだが、小さすぎる数字や文字。セルに「縮小して全体を表示する」でも書式が設定されているのだろう。目が辛くなる年頃なので、けっこう堪える。まあ、読めないことはないが。

文字がばけて読めないもの、印刷範囲外になってしまって字が切れているもの、等々およそ手書きではあり得ない様なミスがある場合が多い。

そうなってくると、打ち込んで電子メールで返してくれる方がありがたいのかもしれない。そういう人たちも一定数いるのだ。

しかし、それをイチイチ計算や文章チェックして、印刷して、揃えるのもなあ。

あと、そうそうFAXというパターンも少数ながらある。こちらは用紙の大きさが変わってしまって、A4に揃えないといけないというバグ(?)が起きたりする。

便利な分、やり方は多岐にわたる。多岐にわたって、小さな問題がそれぞれ発生する。何でかなあとブツブツ言って、それでも便利なのかと思い直し、作業を片付ける。

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