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0766龍飛埼灯台 [灯台]

龍飛崎まで行ってきました。多分、これで3度目になるかと思います。が、今まで灯台がどうだったかは記憶にないです。関心があるとないでは、違うものですね。今まで見たはずなのに、新鮮な気持ちで見凝めてきました。

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龍飛埼灯台はごく平凡な灯台でした。岬の突端ではなく、その一歩手前の位置にあり、高さも約14m、特別な大きいものでもありません。これならば、あまり記憶に残らなくても仕方ないなというものでした。

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しかし、灯台のある地点は高台です。結果、灯火の高さは海面から119mの位置にあり、これで充分なのでしょう。

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岬の突端はレーダー設備などがあり、立ち入りができません。先っぽを意識する私としては少し残念です。しかし、対岸である北海道が確認できます。

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少し角度をずらすと竜飛の漁港も見えました。あのあたりの方が先端でしょうが、本州の北端としては下北半島の方が北になるので、そんなことは細かく気にすることはないのでしょうか。

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風の岬とありました。風が強く、降った雪さえも積もることがないそうです。

荒涼とした北の大地の突端です。そんな荒涼感のある風景が龍飛崎の魅力でしょう。

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そこに屹然と立つ姿は、いいものだなぁと見直してきました。

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近くには「津軽海峡冬景色」の歌碑もあります。

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変わったものとしては、階段国道があります。階段ではあるけど、れっきとした国道なのです。これも有名になりました。大きな看板もあり、このマイナーさで観光スポットになってたりします。

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龍飛崎で夕陽は待てませんでした。けど、走っていたら夕闇が迫り、鋳釜崎あたりで龍飛崎に沈む夕陽が見えました。

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0613樫野埼灯台 [灯台]

潮岬に行ったあと紀伊大島の樫野崎にも行ってきました。ここには、日本最初の石造灯台であり、日本最初の回転式閃光灯台でもある樫野埼灯台が現存しています。

今ではくしもと大橋でつながっています。潮岬からは直ぐです。



紀伊大島東端になります。

道のどん詰まりまで来たら、きれいな駐車場がありました。

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思いのほか整備されています。

ここがエルトゥールル号遭難事件の地であることは失念していました。ああ、そうだったんだ、と感慨深いものがありました。トルコに親日派が多いのは、この事件のことがあってのことと記憶しています。大きな慰霊碑には、大きな思いが詰まっています。
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トルコ建国の父と呼ばれるケマル・アタテュルクの騎馬像にも驚きました。

トルコって、義に厚い国だなと再確認した思いです。なんか、嬉しいですよね。

立派な騎馬像です。

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最近の映画事情は疎いのですが、12月5日に劇場公開となった「海難1890」はエルトゥールル号遭難事件を扱っているのだそうです。タイムリーな訪問だったのですね。教えていただきました。けど、映画はまだ見ていません。興味引く内容ですが、なかなか思うように時間がとれません。

さて、そんな海の難所でもあるわけでして、樫野埼灯台は古くに要所として置かれました。こちらです。

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既に断崖の上に位置するのでさほど高くはありません。灯高(地上-塔頂)は約15mです。しかし、海面から灯火の高さは約47mだそうです。

灯台には入れませんが、上に登れるよう横に螺旋の階段が付いています。

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 『この灯台は、慶応2年(1866年)江戸幕府とアメリカ等4か国との間で結ばれた江戸条約で建設が決められた8灯台のうちの一つです。
 「日本の灯台の父」として知られるリチャード・ヘンリー・ブラントン(英国人)がわが国で初めて手がけた石造りの洋式灯台で、明治2年(1869年)3月着工、翌明治3年(1870年)6月10日に点灯されました。』

と案内板にあります。

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白亜の灯台に青空が映えます。いいですねぇ。

1870年7月8日、明治3年庚午6月10日初点、のプレート。

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海に面した側がテラスのように広がっているので、レンズの部分もしっかり撮れました。

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振り返ると断崖からの海の景色。天気に感謝です。

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海側から見た樫野埼灯台です。周りを囲った石積みが堅牢さを思わせます。幾年の嵐にも耐えてきたのでしょう。

ここまで足をのばして、よかったです。

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0612潮岬灯台 [灯台]

潮岬へ行ってきました。その昔、紀伊半島を一周しようということでここには来たことがあります。車を買ってまだあまり経ってない頃でただ走りたいだけで回りました。ここにも来ているはずなんですが、全く記憶がない。関心がないとそんなものですかねぇ、不思議なものです。



紀伊半島の南端、そして串本まで来ると潮岬は島のように飛び出しています。今回は反時計回りに回って岬に近づきました。

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駐車場に車を停めた時、ああここには来たと思いました。車を停めた時の安心感がイコール到達感だったのでしょうか。

灯台の入口は懐かしい感じがしました。

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もっとも、その後の灯台の姿はほとんど記憶にありません。というか、灯台なら何回か見ているよなという感じがして、記憶はごちゃごちゃです。オリジナル感がありません。

電波塔が付属して建っていますが、これが風景の特徴として記憶付けされるのでしょうか。

でも、何よりは、青空に白い灯台、これがいいです。

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逆光から見たこんな姿も好きですね。

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日本には参観灯台が15ありますが、そのうちのひとつです。参観料200円を払って登ります。高さ(地上から頂部まで)は23m、比較的のっぽの灯台らしい灯台です。

石の階段をぐるぐると登ります。

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風が強い日でしたが、灯台の外に出ると突風という感じでした。帽子はしまい、対策をして外に出たのですが、とても怖かったです。

灯台が好きといって、高いところが得意な訳でもありません。写真を撮るのにどうしても手すりを離さないといけないのですが、それが怖い怖い。

すごい風です。

しかし、海は輝き、その果ては丸く穏やかなものです。黒っぽくも感じる南の海を飽きずに眺めてきました。

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0550菅島灯台 [灯台]

灯台めぐりも本格的に進んできました。そうなると、比較的近いところで気になる灯台があります。菅島灯台です。

日本灯台50選に選ばれ、現役の日本最古のレンガ造灯台です。

是非、ここへ、と思い、先日行ってきました。



鳥羽の沖合にある菅島に灯台はあります。

城めぐりで、坂手島(坂手村砲台)答志島(桃取城)に渡ったことがあります。佐田浜の港も慣れたものです。

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船は楽しいですね。風が気持ちいいので、甲板で頑張っていました。正面が坂手島の砲台跡あたりですかね。

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9:05-9:23で渡りましたから、島へは18分。接岸などの時間もあるので、ほんのひと時です。料金は500円。一日に数便あります。

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灯台への道のりのことはおよそのことはわかっていましたが、詳細にはわかりません。島の案内で確認しました。基本的には一本道なので、心配はないでしょう。

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青空のとても気持ちいい日でした。のんびりとお散歩です。途中で寄り道したしろんご浜です。

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そしてこちらは、白髭神社です。島の守護神とされる白髭大明神を祀っているそうです。

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菅島灯台に着きました。港では、数人いたのですが、あとは全くの一人歩きです。もっと草木で荒れてしまっていても不思議はないのですが、こざっぱりとキレイになっているのには感心しました。

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青空と灯台はいいですよね。いい日に来ました。感謝感謝!

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ずんぐりとした灯台です。高さは9.7mということです。が、ここは断崖の上。海面からは55mあるそうです。

白く塗られていますが、近づくとレンガで作られているのがわかります。

西洋のお城を思わせるような、何か味わいがありますね。

(参観灯台ではないので中には入れません。)

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ここで見た海はただ穏やかでした。

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おまけに「登録有形文化財」「近代化産業遺産」のモニュメントを貼っておきます。

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たったこれだけですが、充分菅島灯台を満喫しました。

その後、おんま浜へおり、船の時間(12:00)を考えながら、波と戯れてきました。

ふりかえると、なんとひこっと菅島灯台が見えるではないですか。先っぽだけでしたが、ちょっと感動です。海からだったら、灯台がよく見えるでしょうね。

いい灯台めぐりになりました。

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0542御前埼灯台 [灯台]

御前埼灯台に行ってきました。日本の灯台50選にも選ばれている灯台です。



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駿河湾の左突端です。反対の伊豆半島の方が南に思えるのですが、こうして地図で見ると静岡県最南端なのですね。御前崎には最南端のモニュメントがあります。

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ここには何度か来ていますが、突端までやって来た、そんなイメージがあって好きです。

灯台は先端の高台にあります。

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真下まで来ました。ここは上まで上がれます。いわゆる参観灯台のひとつで、全国には15の灯台しか内部見学ができません。

高さは灯台頂部まで約22.5mだそうです。

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らせん階段を登って外に出ると潮風に包まれます。風は強いです。

海面から灯火の高さまでは約54mあるそうですが、ナイスビューが広がります。

突端と思ってた岬も丸く、そして海も丸く、地球の丸さを感じます。

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同じような写真を何枚も撮ってしまいました。

波・風・光、飽きないものですね。

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夕暮れがきれいだろうけど、灯台は16時で終わりです。

(9:00~16:00、参観料200円)

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頂部にあるレンズと説明文です。

私は、灯台のある景色と、突端にある灯台への到達感が好きなだけだったんですか、だんだんこういったものにも関心が向くようになってきました。

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まだまだ灯台50選を極めるのも厳しい状態ですが、今度はどこへ行こうかと模索中の日々です。

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0505野間灯台 [灯台]

知多半島の野間灯台を訪れました。知多半島の先端から1/3ほどのところにあります。先端の岬にある灯台ばかりが立派な姿を見せているなかで、ちょっと変わった位置にあります。



それでも、広域な地図で見ると知多半島が曲がって出っ張っているところ、伊勢湾奥に進む船舶には大切な目印となっていることでしょう。

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白亜の大きな灯台です。地上から灯台頂部まで約18mあります。海面から灯火は約20mです。

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灯台は、やはりここでもロマンチックな場所らしく、「絆の音色」と称して、五線譜にみたてた鉄柵が設けられています。ここに名前やメッセージを書いた南京錠を掛けます。恋人が潮風と波の音のハーモニーを聴きながら絆を深めるモニュメントだそうです。

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そんなものよりもと、記念碑や案内板をせっせと撮りましたが、あまりそんなものを気にしている人はいないですね。

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夕焼けと灯台、いい景色でしょうね。しかし、まだ暑い昼間。日没には時間があります。

けど、夏の海はいいですね。

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白亜の灯台、満喫してきました。

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0464神島灯台 [灯台]

ついにここも行ってきました。神島灯台。日本の灯台50選踏破にも力が入ります。

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伊良湖崎を訪れた時、あれ、意外と神島って近いなと思いました。調べてみると高速船で15分。それなりに便数もあります。これは、もう、行くしかない。チャンスをうかがって先日訪れました。



港からは20分ほどです。八代神社を通り過ぎて山の一本道を行きます。

見えてきました。

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案内の看板から説明です。

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「阿波の鳴門か音戸のの瀬戸か伊良湖度合が恐ろしい」と歌われ日本の三関門の一つになっている伊良湖水道は、昔から海の難所と言われ明治初年頃は夜間の航行は危険でした。このため航行船舶の安全を図るため、明治42年に灯台の建設が始まり明治43年5月1日に点灯しました。当時の灯台の光源は石油ランプが主力でしたが、新設された神島灯台には自家発電施設が配備され、日本で初めて白熱電灯による電気灯で、7千カンデラの光を発しました。
 
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たどり着いてしまうとあっけないですね。

灯台は小ぶりの、ごく普通のものでした。

素晴らしいのは、神島のこの位置ということかな。神島は、伊勢湾の入口で、荒波の真ん中にぽつんと存在する孤島です。そんなことを痛感するロケーションでした。

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「恋人の聖地」なる案内もありました。しかし、メンテナンスもなく寂れています。

カメラ台があって、ここにカメラを置いてツーショット写真をセルフで撮ってくれと言うのでしょうか。「潮騒」の島ですから、カップルで散歩するにはいいところだと思います。静かで、二人っきりの世界に浸れます。

白いタイル地の灯台の下、ひと時、静かな時を過ごしてきました。

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0432大越鼻灯台 [灯台]

八丈島の北端に位置する灯台です。周回道路から海側に少し下った位置にあります。

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周回道路の案内板からの説明です。

昭和36年4月15日初点灯。燈塔高は14.8m、200万カンデラ、光達距離46.3kmという光力を誇る日本有数の燈台です。昭和30年代八丈島がカツオ、マグロの遠洋漁業基地となりその役割が高くなったことから、八丈島燈台に次ぐ2つ目の燈台として設置されました。

八丈島灯台より知名度は落ちるようですが、こちらも対峙するレベルの灯台であることがわかります。

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木々に埋もれそうです。もとより灯台を訪れるような人は私くらいしかいないようですが、八丈富士側のエリアは人家もなく自然が圧倒的に感じます。その中で孤塁を守っているというところでしょうか。

白いタイル貼りの灯台です。

しかし、近くで見ると大いに迫力を感じました。黒潮の海をしっかり照らしてくれることでしょう。

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0431八丈島灯台 [灯台]

端っこまで行きつくしたい、そんなところから灯台めぐりに熱くなっています。この八丈島でも灯台まで行ってきました。末吉の集落、東南端にあたる石積ヶ鼻の高台96mにある八丈島灯台です。末吉灯台とも呼ばれているそうです。

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沖山徳一元末吉村村長のご尽力で、昭和26(1951)年、やっとのことで灯台が建てられました。

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10秒一閃光の白色120万カルデラ、光達距離46.3kmという大型灯台です。

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タイル貼りの白い灯台です。

高さ17mということですが、上にあがれないのは残念でした。

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0415入道埼灯台 [灯台]

男鹿半島北端の入道崎まで走ってきました。天気は快晴、青空が広がります。

ここまで走ってきたぞという気分を盛り立ててくれるように、入道埼灯台が建っています。日本の灯台50選のひとつです。

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高さは約28mということですが、存在感があります。原っぱになった岬に、白黒の縞模様が目を引きます。

こちらは、4月下旬から11月上旬まで、9時16時で見学ができます。参観は200円です。

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天気がいいと景色が映えますね。海がきれいです。風が心地いいです。

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原っぱに見えるのは北緯40度のモニュメントです。記念写真を撮ったりしている方が見えます。北緯40度というと、アメリカではニューヨーク、ヨーロッパではスペインのマドリード、お隣の中国では北京というあたりでしょうか。有名どころをかすめているのですね。

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北緯40度ラインにそって石は続いています。広い景色にゆったりしました。

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