0096Excel2000からExcel2010へ
いきなり、なのであるが、WinXP廃止の影響でオフィスソフトを2000から2010へとアップグレードした。今時か、という声も聞かれそうだけれど、WinXPをサポート終了ギリギリまで使っていた企業も多そうだから、僕みたいな人も、それなりにいるんじゃないのかな。
ともかくExcel好きとして、Excel2000からExcel2010への移行段階としての感想をまとめておこう。
◎良くなった点(５点)
１．アクティブセルに対し行番号・列英字が色づけされて表示される。
これは作業時見やすい。このくらいの気遣いがあってもいいよね、と思うとExcel2000なんてずいぶん古いソフトを使ってたもんだと、Excel2000がひどく色あせて見える。
２．右下オートカルク機能が強化され複数の結果が示されるようになった。
オートカルクはよく利用していた。データの合計や個数などを数えたりするのが便利で、データをなぞるだけで答がわかってしまうのは画期的だ。パソコン以前は計算することに労力を要していたけど、そんなこと大したことじゃないんだ、どんなデータを集めるか、どんな視点でものを見るか、こそが大事。そんなことを考えさせてくれるオートカルクではあるが、更にそれが強化された。切り替えなしに、デフォでは、平均・個数・合計の値がわかる。すごい。
３．「挿入」－「図」で複数の画像が挿入できるようになった。
Excel2000では画像が１枚づつの挿入だ。イラストをふんだんにちりばめたポスターを作ろうと思うと、すごく手間がかかる。自分はExcelを台紙にして、ポスターやらアルバムをよく作る。まとめるには便利だ。ただ画像の挿入だけは苦労していたが、これで一気に悩みが解決した。
４．挿入した画像修正が書式から驚くほど自在にできる。
画像修正機能が著しく強化されたように感じた。これはすごい。今までは画像ソフトで修正しておいてから貼り付ける、修正は微調整程度、というやり方だった。これなら画像修正ソフトなんていらない。Excelだけで充分。というか、ポスターを作るのに、今までにないものも作れそうで、いろいろと頑張ってみたくなる。Excelが表計算ソフトだけじゃない面が、きちんとフォローされているのが嬉しい。
５.「Ctrl」＋マウススクロールで拡大縮小が自在。(以前は100％まで｡)
こういうのはメモリの問題が関与していたのかもしれないが、区切りなく拡大縮小してくれるのは助かる。もちろん今まででも数字を打ち込めば拡大縮小はできたが、それではダメなのだ。手軽にできるから、拡大縮小をして確認してみようという気になる。最近は、ブラウザでもすぐ拡大縮小を使ったりする。ひとつには自分の老眼という問題もあるのだけれど、それが思うようにできないExcel2000は、ちょっと残念だった。些細なようで、これは有難かった。
△仕方ないけどちょっと不満な点(１点)
１．リボンの幅が邪魔(最小化などの対策もあるが画面が小さいと大変)
リボン。すでに大画面のディスプレイを使っている人は気にならないことであろう。リボン自体も面白い着想だと思う。慣れないので戸惑いは大きいが、慣れて使いこなせるようにしていきたい。しかし、ちょっとリボンが邪魔に感じるのも事実なので、ひと言、文句を垂れてみた。いつか笑い話になるのかな。
×改悪されてしまった点(２点)
１．オートフィルオプションがうっとうしい。
セルをドラッグするとオートフィルオプションなんてものが出てくる。余り便利と感じることがないので、むしろうっとおしい。消したいけど消えないようで、気になって仕方ない。慣れるしかないのかな。周囲の空白セルを意味もなくドラッグしたりする癖があるけど、その度にオートフィルオプションが出てきて、なんか泡粒みたいだ。
２．印刷範囲内のセルのぎりぎりに画像を貼ると次ページが空白ページになる。
「Alt」を押さえて、セルに合わせて画像を貼ることも多いが、Excel2000の仕様では境界線上はセーフで１枚の印刷に収まったが、Excel2010ではアウト、２枚の印刷になってしまう。それを防止するには印刷範囲の設定をすれば大丈夫なのだが、ひと手間余分になってしまう。これは仕様とはいえ、いただけないことと思う。いかがだろうか。
これ以外にも変わった点はいっぱいあるが、特に自分が強く感じたことを中心にまとめてみた。いわゆる解説本にあるようなバージョンによる相違点とは、ニュアンスが違うのでご了解いただきたい。
戸惑いながらも、新しいものをいじるのは、楽しいもの。Excel2010、僕としては好意的に迎えている。頑張ってマスターしていきたい。
ともかくExcel好きとして、Excel2000からExcel2010への移行段階としての感想をまとめておこう。
◎良くなった点(５点)
１．アクティブセルに対し行番号・列英字が色づけされて表示される。
これは作業時見やすい。このくらいの気遣いがあってもいいよね、と思うとExcel2000なんてずいぶん古いソフトを使ってたもんだと、Excel2000がひどく色あせて見える。
２．右下オートカルク機能が強化され複数の結果が示されるようになった。
オートカルクはよく利用していた。データの合計や個数などを数えたりするのが便利で、データをなぞるだけで答がわかってしまうのは画期的だ。パソコン以前は計算することに労力を要していたけど、そんなこと大したことじゃないんだ、どんなデータを集めるか、どんな視点でものを見るか、こそが大事。そんなことを考えさせてくれるオートカルクではあるが、更にそれが強化された。切り替えなしに、デフォでは、平均・個数・合計の値がわかる。すごい。
３．「挿入」－「図」で複数の画像が挿入できるようになった。
Excel2000では画像が１枚づつの挿入だ。イラストをふんだんにちりばめたポスターを作ろうと思うと、すごく手間がかかる。自分はExcelを台紙にして、ポスターやらアルバムをよく作る。まとめるには便利だ。ただ画像の挿入だけは苦労していたが、これで一気に悩みが解決した。
４．挿入した画像修正が書式から驚くほど自在にできる。
画像修正機能が著しく強化されたように感じた。これはすごい。今までは画像ソフトで修正しておいてから貼り付ける、修正は微調整程度、というやり方だった。これなら画像修正ソフトなんていらない。Excelだけで充分。というか、ポスターを作るのに、今までにないものも作れそうで、いろいろと頑張ってみたくなる。Excelが表計算ソフトだけじゃない面が、きちんとフォローされているのが嬉しい。
５.「Ctrl」＋マウススクロールで拡大縮小が自在。(以前は100％まで｡)
こういうのはメモリの問題が関与していたのかもしれないが、区切りなく拡大縮小してくれるのは助かる。もちろん今まででも数字を打ち込めば拡大縮小はできたが、それではダメなのだ。手軽にできるから、拡大縮小をして確認してみようという気になる。最近は、ブラウザでもすぐ拡大縮小を使ったりする。ひとつには自分の老眼という問題もあるのだけれど、それが思うようにできないExcel2000は、ちょっと残念だった。些細なようで、これは有難かった。
△仕方ないけどちょっと不満な点(１点)
１．リボンの幅が邪魔(最小化などの対策もあるが画面が小さいと大変)
リボン。すでに大画面のディスプレイを使っている人は気にならないことであろう。リボン自体も面白い着想だと思う。慣れないので戸惑いは大きいが、慣れて使いこなせるようにしていきたい。しかし、ちょっとリボンが邪魔に感じるのも事実なので、ひと言、文句を垂れてみた。いつか笑い話になるのかな。
×改悪されてしまった点(２点)
１．オートフィルオプションがうっとうしい。
セルをドラッグするとオートフィルオプションなんてものが出てくる。余り便利と感じることがないので、むしろうっとおしい。消したいけど消えないようで、気になって仕方ない。慣れるしかないのかな。周囲の空白セルを意味もなくドラッグしたりする癖があるけど、その度にオートフィルオプションが出てきて、なんか泡粒みたいだ。
２．印刷範囲内のセルのぎりぎりに画像を貼ると次ページが空白ページになる。
「Alt」を押さえて、セルに合わせて画像を貼ることも多いが、Excel2000の仕様では境界線上はセーフで１枚の印刷に収まったが、Excel2010ではアウト、２枚の印刷になってしまう。それを防止するには印刷範囲の設定をすれば大丈夫なのだが、ひと手間余分になってしまう。これは仕様とはいえ、いただけないことと思う。いかがだろうか。
これ以外にも変わった点はいっぱいあるが、特に自分が強く感じたことを中心にまとめてみた。いわゆる解説本にあるようなバージョンによる相違点とは、ニュアンスが違うのでご了解いただきたい。
戸惑いながらも、新しいものをいじるのは、楽しいもの。Excel2010、僕としては好意的に迎えている。頑張ってマスターしていきたい。
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