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0451八丈島裏見ヶ滝

水のある景色が好きで、滝なども気にかかっていますが、まだ体系的に追っかけたことはありません。しかし、時間があれば、チェックしたいものです。何よりも、到着して、眺めているだけで癒されます。それが、いいですね。

八丈島でも裏見ヶ滝というスポットがありまして、訪れました。裏見ヶ滝温泉の向かいに入口があります。

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そちらに出ていた案内板です。

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裏見ヶ滝

三原川が人家に近づいて、中之郷の水田用水路と交叉する時、三原川は滝となって落下し、用水路とそれに沿った道路は滝の内側を通るので、流れ落ちる滝の簾を内側を通るので、流れ落ちる滝の簾を内側から見ることになる。そこで裏見ヶ滝と呼ぶようになった。大変珍しい景観なので、見物にやって来る者も多い。しかし、文字を見ないで発音だけ聞くと「恨みの滝」と思うらしいが、文字を見ると「裏見か」と感応する。

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ここから緩やかな山道を登っていきます。横に川を意識しながら歩くこと数分、滝が見えてきました。

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水量はまずまずでしょうか。遊歩道が続いて、滝の背後を通り抜けれます。通り抜けて、もう一枚。

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他でも裏から滝を見たことはあったので、さほど驚くものでもないのですが、ちょうどシャワーのようにふりそそぐ水の中にいるようで気持ちいいです。涼感たっぷりです。

八丈島は意外と暑くはなくて、この日も気持ちいい風に吹かれた一日でした。もっと暑い7月8月だったら更によかったのかもしれません。

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でも、水と光、いいですね。

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滝に向かう手前には木橋がかかっていて、周遊できるようになっています。観光スポットなんですが、訪れる人が少ないのか寂れています。渓流は、やや雑木に埋もれた感じで、ちょっと残念な感じです。離島なので仕方がないところなのでしょうか。

しかし、すぐ脇の山すそを用水路が通っています。

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渓流と滝と用水路の位置関係を上手く説明しきれませんが、昔から水を利用した人の営みがあったことには違いありません。

八丈島三原山のすそ野は水も湧き出て、八丈島は島ではありますが、水の豊かなところだそうです。

その自然を生かし、こうやって水を引いて懸命に生きる人の営みを思うと感動しますね。

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途中には、為朝神社石宮があります。八丈島ではよく登場する源為朝です。

参道は島の橄欖石玄武岩の丸石を使っています。見事です。天保11年(1840)に造られたものだそうです。

急坂過ぎて、登るも大変だけど降りるも大変なので、見学には気を付けて下さいね。気をつけて、ゆっくり参拝するところにありがたみがあるのでしょうか。

人が少ないとはいえ、江戸時代から、そうした往来があった歴史を感じます。

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