0558徹夜明けの絶好調

ま、今の私には、徹夜は無理かもしれない。しかし、何と言うか、疲れていても、緊張して神経がいきり立っているような、興奮しきっているような、そんな時、絶好調感を味わうことがある。

夜明け前のぐっと眠い瞬間がある。ここをぐっと堪えたあと。いや、ストンと一気に仮眠をとったあとでもいい。とんでもない寝不足で、疲れを覚えたりもするが、そのあと大事なイベントがあったりすると、緊張が抜けきらず、というか興奮で緊張感がマックスになっていて、そのくせ妙に力が抜けて、絶好調状態になる。

いい例が、学生の頃の一夜漬である。

大会の試合の前とか、そんな時でもそうだ。

寝なければ身体や頭が働かないというのが正論であって、それには違いない。でも絶対そうばかりじゃない。なかなか意図した通りに快調にものごとができるとは限らないが、でも経験上間違いなく、徹夜明けの絶好調というのはあるものだなと思っている。

いっ時のベストな体調、ベストな頭の切れ具合、これが、充分な休養や睡眠に比例するとは限らないのだ。

充分の休養や睡眠をとって備えるのだが、試合前日緊張で思うように寝れなくてと、そんなことってあるだろう。

その寝れないことで、身体が重く、充分力を発揮できないという失敗もあるだろう。

しかし、そんな状態なのに、ベストに力が発揮できた、そんな経験もある。

緊張に包まれて、興奮さめやまず、ただその事ばかりに集中しきって、試合を終えた。終わった瞬間、どっと疲れが出た。いや、もっとひどいと、終わっても夢見心地のような状態が続いている、そんなマックスな絶好調感。

これが上手くコントロールできればいいのだが、得てして失敗することが多いので、やっぱり、しっかり寝て休んで、事に当たるのが常道だろうが、絶対に寝不足でも絶好調になることがある。

月曜日あきらかに寝不足であったが、大事な会議があったので、なんか休みの興奮を引きずったまま、絶好調な半日だった。

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