1275いちばん城にいったのはいつだろうか

涼しくなってきた。城ファンのなかでは、そろそろシーズンか、いやまだちょっと早いとかいわれる時期になってきた。

中世山城ファンとしては、草木の緑がじゃまで、早く枯れ落ちてくれないかと願うわけである。私も、その一人には違いない。

しかし、どうだろう、昨今のネットでの会話でシーズンというのを意識するようになったが、私の今までは、時期を選ぶ余裕なんてなかった、行ける時に行くしかない、チャンスはのがすべからず、そんな連続だったような気がする。

気になったので、何月がいちばん城に行ったのか集計してみた。



まず、感じたのはまんべんなく行っているなということだろうか。

やっぱりなと思ったのは５月８月の多いこと。これは、長期連休があるためで、独身時代は連休中ずっと遠征に走り回ったりしていた。(年末年始の連休はなかなか遠征できない｡) それがための遠征疲れで６月９月が少ないが、それでも近年は平均化しつつあるようだ。

季節ごとの割合を円グラフにしてみた。



ほぼ均等化している。春が一番多く城に行った、という結果には苦笑せずにはいられない。

春は桜がある。桜は春だ。城のことを後回しにしてしまう唯一の季節なのに、一番行っているのか。

花粉症は辛い、蚊や蜘蛛の巣は嫌だ、冬籠り前のクマは避けたい、雪の山道は怖い、などと言いながらも、一向にひるむことなく、ただ時間ができれば、出掛ける、城へ行く、悲しい性なのだ。季節など、単なるアクセサリーに過ぎない、それがよくわかった、と思った。

そして、ぽつりと、ああ時間がほしい、休みがほしいな、と思うのであった。

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