0168愛知県知立市のマンホール [マンホール]
愛知県知立市のマンホールです。
シンプルにカキツバタがデザインされています。
市の花にもなっていますが、知立と言えば、八橋のカキツバタでしょう。在原業平が東下りで「からころも きつつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」と歌ったことで有名です。
5月になると、無量寿寺庭園は人でにぎわいます。
「伊勢物語」の昔を思って花を見るのもいいですよね。
三河の国、八橋といふ所にいたりぬ。
そこを八橋といひけるは、水ゆく河の蜘蛛手なれば、
橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。
その沢のほとりの木の蔭におりゐて、乾飯食ひけり。
その沢に、かきつばたいとおもしろく咲きたり。
それを見て、ある人のいはく、
「かきつばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心をよめ」と言ひければ、よめる、
からころも きつつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ
とよめりければ、みな人、乾飯の上に涙おとして、ほとびにけり。
シンプルにカキツバタがデザインされています。
市の花にもなっていますが、知立と言えば、八橋のカキツバタでしょう。在原業平が東下りで「からころも きつつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」と歌ったことで有名です。
5月になると、無量寿寺庭園は人でにぎわいます。
「伊勢物語」の昔を思って花を見るのもいいですよね。
三河の国、八橋といふ所にいたりぬ。
そこを八橋といひけるは、水ゆく河の蜘蛛手なれば、
橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。
その沢のほとりの木の蔭におりゐて、乾飯食ひけり。
その沢に、かきつばたいとおもしろく咲きたり。
それを見て、ある人のいはく、
「かきつばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心をよめ」と言ひければ、よめる、
からころも きつつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ
とよめりければ、みな人、乾飯の上に涙おとして、ほとびにけり。
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