0580苗木城からの雲海
夜明けの岐阜苗木城へ行ってきた。ここも雲海スポットである。
薄明の山城である。注意が必要なことは言うまでもないが、中津川の市街から近く、道も整備されており、駐車場から主郭も比較的近いので、割と行きやすい所ではないかと思う。
けど、その土曜日の朝は誰もいなかった。
天守が大岩にまたがる形で建っていたという。岩の穴を利用した木組みの展望台がある。往時が想像される展望台だ。
南側に木曽川が流れる。普段からここの眺望は素晴らしい。
その日は期待通りだった。
木曽川を中心に雲海が広がっている。
刻々と変化する空の色。ガスも濃くなったり薄くなったり。
下流の赤い城山大橋が見えたり隠れたり。
そんな変化が愉しい。
ただ、肱川あらしと違って、雲海が動くわけではない。静かな風景なのだ。
山の端に雲がかかっていて、朝日はきれいに拝めなかった。それでも、しばらくして雲の上から陽が射した。
まずまずの日の出だった。
これは笠置矢倉付近から見上げた天守である。
巨岩と石垣が組み合わされた、見事なコラボレーション。近世城郭でもあった苗木城。巨岩に懸造りの建物が立ち並んでいた。中世山城とはひと味違った想像に浸れる城でもある。
薄明の山城である。注意が必要なことは言うまでもないが、中津川の市街から近く、道も整備されており、駐車場から主郭も比較的近いので、割と行きやすい所ではないかと思う。
けど、その土曜日の朝は誰もいなかった。
天守が大岩にまたがる形で建っていたという。岩の穴を利用した木組みの展望台がある。往時が想像される展望台だ。
南側に木曽川が流れる。普段からここの眺望は素晴らしい。
その日は期待通りだった。
木曽川を中心に雲海が広がっている。
刻々と変化する空の色。ガスも濃くなったり薄くなったり。
下流の赤い城山大橋が見えたり隠れたり。
そんな変化が愉しい。
ただ、肱川あらしと違って、雲海が動くわけではない。静かな風景なのだ。
山の端に雲がかかっていて、朝日はきれいに拝めなかった。それでも、しばらくして雲の上から陽が射した。
まずまずの日の出だった。
これは笠置矢倉付近から見上げた天守である。
巨岩と石垣が組み合わされた、見事なコラボレーション。近世城郭でもあった苗木城。巨岩に懸造りの建物が立ち並んでいた。中世山城とはひと味違った想像に浸れる城でもある。
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