1113御前原城(栃木県) [城印象記]
栃木県矢板市早川町御前原の御前原城を紹介します。
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シャープの工場が並ぶ中心に公園があります。それが、こちら御前原城です。
ちょうど桜が満開でした。
方形の土塁と空堀がよく残ります。
晴れ渡った空と朝の光、最高の気分を味わいました。
内側の土塁と空堀、それから外も土塁があるようで、二重の土塁のようです。
堀底から土塁までは5m弱の高さがあります。
東側に見えます。よくぞこの御前原城を残してくれたと思います。日曜の朝なので工場に囲まれた御前原城は静かです。平日などは、周囲の癒しの空間になっていることでしょう。
東側には何もなかったのですが、南側には虎口があったようです。
そして、その外側には曲輪のような空間があります。枡形のような防衛的なものがあったのでしょうか。遺構から正確には読み取り辛いですが、それらしいものを感じます。
御前原城の大手口は南側だったと思われます。
反対の北側の虎口です。内側から見たところです。
最初の画像の内側からになります。
今ではすっかり正面の入り口になっていますが、後世、土橋状に埋め立てて作られたようです。公園とした残された時にこのように整備されたのでしょう。車1台が通れる幅があり、入ったところが駐車場になっています。
往時は搦め手になり、虎口があり、何らかの形になっていたと思われますが、よくわかりません。
入った正面、中心地(やや北より)に祠があります。麻疹地蔵堂です。
このあたりに居館がありました。往時は庭園もあったようです。
区切りの土塁です。
郭内は広く(東西177m南北188m)、このように機能に応じて区切って利用していたのでしょう。
それにしても桜がいいですね。
南東隅です。四周を囲む土塁の隅は、特別広くなっておらず、隅櫓のようなものは建てられてないようでした。
東側には虎口と土橋が残っています。これこそ、本来の形でしょう。
南、東、北に虎口があったわけで、四周を囲む二重の土塁と空堀、特に折れはなく、また櫓台となるような土壇もなく、素朴な形でのお城でしたが、かなりの広さがあり、往時、さらに周囲にも城郭遺構があったと思うと、なかなかなものと感じいってきました。
そして何よりも桜がよかった。青空と朝日と桜が最高でした!
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ちょうど桜が満開でした。
方形の土塁と空堀がよく残ります。
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内側の土塁と空堀、それから外も土塁があるようで、二重の土塁のようです。
堀底から土塁までは5m弱の高さがあります。
東側に見えます。よくぞこの御前原城を残してくれたと思います。日曜の朝なので工場に囲まれた御前原城は静かです。平日などは、周囲の癒しの空間になっていることでしょう。
東側には何もなかったのですが、南側には虎口があったようです。
そして、その外側には曲輪のような空間があります。枡形のような防衛的なものがあったのでしょうか。遺構から正確には読み取り辛いですが、それらしいものを感じます。
御前原城の大手口は南側だったと思われます。
反対の北側の虎口です。内側から見たところです。
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今ではすっかり正面の入り口になっていますが、後世、土橋状に埋め立てて作られたようです。公園とした残された時にこのように整備されたのでしょう。車1台が通れる幅があり、入ったところが駐車場になっています。
往時は搦め手になり、虎口があり、何らかの形になっていたと思われますが、よくわかりません。
入った正面、中心地(やや北より)に祠があります。麻疹地蔵堂です。
このあたりに居館がありました。往時は庭園もあったようです。
区切りの土塁です。
郭内は広く(東西177m南北188m)、このように機能に応じて区切って利用していたのでしょう。
それにしても桜がいいですね。
南東隅です。四周を囲む土塁の隅は、特別広くなっておらず、隅櫓のようなものは建てられてないようでした。
東側には虎口と土橋が残っています。これこそ、本来の形でしょう。
南、東、北に虎口があったわけで、四周を囲む二重の土塁と空堀、特に折れはなく、また櫓台となるような土壇もなく、素朴な形でのお城でしたが、かなりの広さがあり、往時、さらに周囲にも城郭遺構があったと思うと、なかなかなものと感じいってきました。
そして何よりも桜がよかった。青空と朝日と桜が最高でした!
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