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0016自宅PCから図書館の本を借りる

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使っている人は使っている、便利なシステム。今は図書館の本は、自宅PCから、検索して予約したりできる。

図書館は子どもの頃から親しんでいて、一時距離をおいた時期もあったが、結婚してからというもの、保管場所やお金の問題もあって、図書館派に舞い戻った。独身の頃は、本に埋もれて生活していくのも悪くないと思っていたが、家の中をひとりで使いまわす訳にはいかないから、いた仕方ないだろう。(倉庫のように使っていた部屋の荷物もずいぶん処理した。)

図書館の検索が便利なことはわかっているつもりだったが、紙のカードを手繰っていた時代と違い、電子端末機は更に使い勝手がいいし、自宅PCでも、本を探せ、予約までできるとなると、確かに便利だ。

しかし、わかっているようでわかってなかった。探したい本があれば利用すればいいけど、直接手にとって本は探せばいいと思い込んでいた。

それも本を読む楽しみとして認めるし、大切なことだろう。しかし、自宅PCから検索し本を選ぶということは、単に便利を通り越して画期的なことだなぁと実感している。

最初、パソコン関係の本は古くなった定番本みたいなものしか図書館にはないのだなぁと思っていた。しかし、それは誤解なのだ。確かに、超最新本やあやしい内容のものはない。でも、新しいものでも沢山ある。それに気付いてPCでいろいろ探ってみると、見つかる見つかる。ただ、それらは全部貸し出し中なのだ。

そう気付いて、各分野のいわゆる新しい、人気のありそうな本を調べてみると軒並み貸し出し中。

極めつけはCDなどのAV資料で、自宅PCでも、本を探せ、予約までできるとなると、確かに便利だ。古臭いようなものしかないと思ってたら、驚くほど人気アーティストのベスト盤などは揃っているのである。図書館は音楽資料という意味でベスト盤志向なのだろう。しかし、こんなにもいろいろなアーティストのものがあるなんて。棚に残っている Japanese pop なんて、1~2割ほどだろう。それを見て、図書館にはたいしたものがないなぁ、なんて思うのは知らな過ぎた。

そう気付きはじめた当初は、愕然とした思いだった。いわば声のかからない借り手のないものを眺め、面白いものないなぁとつぶやいていた愚かさ。

用があるから検索して探す、から一歩踏み込んで、面白い本を探そう、ゆっくり探そう、思いついたらすぐ探そう、そういうニーズには、自宅PCから検索し予約できるシステムは画期的だ。

最近では、ブログや何やら、面白い本の情報を読むと、まずはエディタにコピペ、それを定期的にチェックし、図書館サイトに飛んで、検索、予約である。

すぐには借りて読めないことが多いものの、読みたい本はたまる一方なので、そんなには気にならない。10冊しか予約できなくて10冊しか借りられないのが残念にも思うが、今の週1冊程度の読書量では、実際のところ大半は読めない。

ただ目の前を通り過ぎてゆくだけかもしれないが、積読で壁を築き上げているだけの状態よりいいかなと、自嘲気味に思ったりする。

お蔭で、バージョンがあがれば役立たずになってしまうような、一時的に見ればOKのようなパソコン関係の本は図書館のものを利用でき助かったし、気になるようなベストセラー本も、読みきらないまでも、手にすることができて満足している。

そうそう、図書館にない本については、リクエストもできる。リクエストを乱発することは出来ないが、自宅PC→検索→予約のシステムを充分補完してくれる。

PC予約は、積極的に、より主体的に、本を利用できるシステムなのである。
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