0146駿府城(静岡県) [城印象記]
静岡県静岡市葵区城内町の駿府城を紹介します。(2014/8訪城)
昨日の「駿府城を眺める」とかぶってしまいますが、城印象記としてまとめます。駿府城の地上編ということで、よろしくお願いします。
城は、駿府城公園として整備も進められているので場所はすぐわかると思います。巽櫓・東御門・続多門櫓と復元され、この3月には坤櫓も復元されました。
巽櫓も坤櫓も二ノ丸隅櫓になります。中堀の外周を歩くのが楽しくなりました。
夏の強い日差しに映えていました。近世城郭に青空は似合います。
内側に回り込みます。
さっそく、今回お目当ての坤櫓を見学しました。大人100円です。
2層3階の木造になっています。消防法の関係で2階3階には上がれないそうですが、床板を外してあって、上の木組みを垣間見ることが出来ます。松丸太の小屋組みです。梁の太いのは、隠岐から切り出した樹齢250年の木材と言ってました。そしてまわりは檜。
1階の床板には和釘が使われていましたが、上層はほとんど釘は使われてないそうです。
本格的な伝統的な作り方で復元された坤櫓にはワクワクしました。そして、やっぱり出来立てというのは、いいものですね。
がらんとした駿府城ですが、メリハリが出来て断然イメージアップです。
案内板もしっかりあり、散歩して歩くのは楽しいです。
本丸跡の家康公像。
本丸堀。先ほど眺めおろしていた県庁別館の建物が見えます。
残っている堀は中堀が中心ですが、この本丸堀や外堀を合わせて三重の堀があったことが想像されます。
そして最後は東御門。立派です。
今回は、坤櫓以外はさらりと回ってしまいましたが、楽しいひと時でした。
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