0241愛知県扶桑町のマンホール

愛知県扶桑町のマンホールです。



扶桑町は尾張北部の町です。印象はあまりありません。どのあたりが扶桑町だったかは、調べないとすぐに出てこないです。

マンホールには、町の花ヒマワリと野点の傘が描かれています。

なぜ野点の傘なんだろうと思って調べてみると、儀典用の長柄傘を代々継承している尾関という匠の家がここ扶桑町にあって、その和傘制作は無形文化財として大切にされているそうです。つまおり傘とも呼ばれる朱塗りの大きな傘は、骨の先端が内側に曲げられ貴人を傷つけないように工夫されたもので、古くは秀吉の醍醐の花見にも用いられたそうです。これも知りませんでした。

私の扶桑町の記憶といえば、大道寺砦があるということでしょうか。もっとも、大道寺砦はこのあたりにあっただろうと言われる程度のもので、今は専修院というお寺あたりです。

しかし、この専修院の門に、犬山城二ノ丸矢来門が移築され、使われています。見逃さずにチェックしておきたいですね。

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