0281阪神淡路大震災

もう20年も経ってしまったというと驚きだ。20年前がけっこう昨日のように思えることもある。

20年前、もう既に早起きの習慣はできていて、６時に起床していたと思う。だから起きる直前のことだった。あたりはまだ暗い。突然の激しい揺れに、目覚め、うつ伏せ状態で構えて、こりゃあすごい地震だと思ったものだ。

震源からは離れているので、たいしたことはなかった。しかし、ドーンときた縦揺れと、驚くほど長く揺れ続けたと感じていた。これは、ひょっとしてついに東海大地震が静岡あたりに来たのではないかと思った。急いで起きて見たテレビニュースは、淡路の大地震と伝えていて、あれれと思った。いつ来てもおかしくないと東海大地震のことは言われていた。それからすると意外な感じを受けた。

しかし、そんな遠いところの地震がこんなにも怖かったのかと驚きだった。

当時は、大した情報力はない。お昼の休憩でニュースを見て、信じられないことになっていて驚いた。まさか、とまるで映画でも見るようだった。それは、帰ってから食い入るようにテレビを見凝めても同じことだったと思う。

信じられないほどの災害だった。間違いなく未曾有の出来事だった。

それなのに、それ以上の災害がまた起きてしまうのだから、本当に天災は怖いものだ。

もう20年も経ってしまったのか。少し驚いた。

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