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0446八丈富士登山

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これは登龍峠からの景色である。こんな景色を見ると、せっかくの機会、是非登ってみたいと思ってしまう西山、八丈富士。

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予定では2日目の午前に登ろうと思っていた。が、あいにくの天気。夜明け前までは嵐のような悪天候。

天気は回復したものの、結局は山頂からは雲が取れず、その日は登山をあきらめた。

7合目あたりに鉢巻道路が走っているが、そこでもこんな様子。

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梅雨空で、3日間雨予報も出ていたくらいなのだから、八丈では、案外とラッキーな天気に恵まれたとは思っているが、八丈富士登山となると厳しかった。山頂付近はいつも雲をかぶっている状態だった。

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山頂の雲は取れない。けど、天気は良好。この機会を残せば後悔するだろう、ダメもとのような気持ちで、3日目の午前中に強行して登ってきた。

鉢巻道路まで登って、少し右折して走ると登山口になる。

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車はこの先もう少し登れる。すると数台分停まれる駐車スペースがある。

登山口には獣害を防ぐ金網がある。野ヤギで困っているらしい。

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道は整備されている。階段とスロープと手すりがある。

草が多い。それだけ登る人も少ないのだろう。半ば埋もれかかったところもあったが、快適に登れる。私は、もっぱらスロープを利用した。スロープを小幅にしゃかしゃか歩いていくのが一番楽だ。

右に中間点のしるし。

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雲のすぐ下を歩いている感じ。なかなか素晴らしい景色だ。晴れていれば尚更だっただろう。

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しばらくいくと第2のゲート。ここも金網のゲートを開けて通る。

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そのちょっと先には木の鳥居。

次第に視界が悪くなる。ついに雲の中に突入か、という具合。

道が平坦になってきたかと思ったら、お鉢の一端にたどり着いた。ここまでの石段が1280段だそうである。整備された道のお陰であっという間にたどり着いてしまった。約30分ほどだった。

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ある程度のことは覚悟していたが、簡単だった。やはり道が整備されているのが、ありがたい。惜しむべくは、ガスが出ていることだ。

最高点へはお鉢を少し左に行くらしい。しかし、調子に乗って、右へとお鉢回りを断行した。視界は悪いが、なんとかなるだろう。

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しかし、うって変わって厳しい道のりとなった。

お鉢のフチを実感する地形である。俄然、風が強くなった。それが、まるで冷蔵庫の冷気を吹きつけられるような冷たさなのだ。ある程度は予想し、袖をおろし対策を取るのだが、寒くてまいった。

お鉢のフチの道は小道だった。普通ならば何というほどのことはない道だろうが、突風に吹き付けられると、崖のように切り立った鉢の中が気にかかる。ガスで見えないだけに怖い。

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かと言って稜線が定かでない草原のような道もこわい。ガスで見通しが効かない。どの道が正しいのかよくわからないのだ。こんなところで迷子になったら凍えてしまう。遭難だ。

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やっと半分まわった。ちょっと後悔しながらも、もう進むしかない。用心深く足を進める。

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一周まわるとよくわかるが、ガスの濃さも一様ではない。また風向きも一様ではない。少しづつ山の周囲を回っているのが判る。それが面白かったし、八丈富士を歩いたなという気にさせてくれた。

中には、こんな草深いところもある。風があたらないと、ほっとする。しかし、足元が湿っていて、中には水たまりもあって、それもまた難渋した。

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山頂の碑にたどり着いた。854.8m。

ここが晴れていたら、どんなに素晴らしい景色だっただろう。

しかし、その時はそんな思いより、よく歩いてこれた、あと1/3、なんとか無事に歩き果せたい、そんな切なる思いだった。

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本当にすごい道だ。よくお鉢回りできたものだ。

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途中にこんな洞穴もあった。分岐までもうあと少しのところだ。

ここなら風が来ない。雨もよけれる。不慮の事故、例えば捻挫して歩けなくなったとかの場合でも凌げるのではないか、と思ったりした。しかし、一人で過ごすには怖すぎる。

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一周した時は、本当にほっとした。時間をみると1時間45分もかかっている。予定の倍の時間がかかった。実に大変だったのがわかる。事故がなくてよかった。

しかし、性懲りもなく、次は火口にある浅間神社に向かう。

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様子はまた変わって森の中へ突入する感じだ。

冷風は収まった。ただ、シンと静まり返った森。ひとりっきりには慣れてるものの不安だった。火口というけど、どのあたりまで行くのだろう。

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意外と浅間神社は近かった。けど不気味さには変わりがない。こんな日でなくとも、訪れる人は少ないだろう。

さっそく旅の無事と感謝を祈り、早々と帰途についた。

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分岐点まで戻ってきた時間を見るとたった15分のことだった。もっと長く感じたけれど、ちょっとのこと、頑張って足をのばしてよかった。もう思い残すことはない。

折から雨が降ってきた。小雨だ。でももう天気が回復することもなかろう。とにかく下山しよう。

お鉢のラインは冷たい風が堪えたが、あとは小雨もさほど気にならない。けど、脱兎のごとく駆け降りた。ちょっと危ないかなと思うくらい走った。

その時間、わずか18分。

階段、スロープと道が整備されているのが助かった。あっという間だ。

鉢巻道路まで来ると、雨もないし、ガスもない。

雲は多いけど、穏やかな八丈島の景色。

中央にドーンと八丈空港が広がる。

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登山中は誰とも会わなかった。山城でそういうことには慣れていたが、観光ルートと思われるこの八丈富士登山では寂しかった。お鉢めぐりが辛かっただけに、いい思い出になった。

ずいぶん火口へと近づいたのかと思ったがGPSログを見ると、ほんのわずか火口に近づいただけだった。

GPSログを見て、デジカメの画像とタイムスタンプを見ては、ニヤニヤ。

よく歩いたよ。

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