SSブログ

0533神奈川台場(神奈川県) [城印象記]

神奈川県横浜市神奈川区神奈川の神奈川台場を紹介します。



この印をつけたあたりに碑と案内板があります。

0533-01.jpg

その後ろには台場の石垣が残されています。いや、無造作に放置されているという状態でした。たまたま、開発の手が入らなかったという感じです。

石垣も、いわゆる戦国期のものと様相は違い、切石の同じ大きさのものが並び石垣の面白さが感じられないものでしたが、でもこれだけの大きさの石が並ぶのは、やっぱり、なかなかの工事ではないでしょうか。

雨が降る日でしたが、路地に入り込み露出している石垣を楽しみます。

0533-02.jpg

神奈川台場公園へと回ります。西取渡り道という台場に通じる道があって、ここは内の船溜りに通じる水門があったところです。

公園といっても何もない公園ですが、その入口あたりに神奈川台場の案内がていねいにされている史料コーナーがありました。

特に「地下に眠る神奈川台場」と題された地図に記された図は、今から見て回ろうという方には、大助かりなんじゃないでしょうか。

0533-03.jpg

今、台場の右下の石垣を見たところです。もう1ヶ所石垣が見られるところがあって、ちょうど線路の反対側あたりです。

近くなんですが、線路や運河があって、ぐるっとまわらなければいけません。めんどうな気分にもなりましたが、当時の風景を想って、歩くことにしました。

0533-04.jpg

東取渡り道です。海が入り込んでいるのがいいですね。面影は失われてしまったものの痕跡はいろいろ感じられます。

星野公園にも台場の碑と案内がありました。

0533-05.jpg

そしてその後ろには石垣がありました。

整備された石垣にしては、草がかかっていて様子がしっかり観察できないのが残念ではありましたが、いい感じです。

こちらは、海の向かった前面です。上に置かれた石は、砲座とか何かそんなものに利用されたものでしょうか。

0533-06.jpg

公園の終わりまで石垣は続きます。そして、その先も。

立入禁止の柵がありました。

ほとんどが草に埋もれているようですが、石垣がチラ見できました。

0533-07.jpg

0533-08.jpg

星野公園に向かう手前に道なりに弧を描いた6階建てのマンションがあります。その端に「喫茶&バー海舟」があります。

神奈川台場は勝海舟の設計で伊予松山藩が万延元年(1860年)に構築しました。それにちなんでの勝海舟なのでしょう。

資料室にもなっていると情報があったので寄ってみたのですが、閉まっていました。営業時間AM10:00-PM2:00、PM5:00-PM10:00となっていたので、仕方ありません。

ふと気付くと、建物の横に石垣が保存されているではないですか。建物工事の時に見つかったのでしょう。

一番キレイに展示されていました。愛情を感じます。半分、海に浸かった様子が台場らしくて、良かったです。

0533-09.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。