SSブログ

0773峯山砦(愛知県) [城印象記]

愛知県豊田市稲武町押山字西峯山の峯山砦を紹介します。

川手に構える山田氏の武将太田氏の砦と言われています。



正確さを意識してポイントしたつもりですが、地図に詳細データがなく、アバウトな印付けになってしまいました。

国土地理院地図でいうと、+印の778.6mの山頂になります。

0773-01.jpg

山頂を目指して、矢印のある奥畑の道から山に入りました。

0773-02.jpg

しかし、結果的に言えばこの道を選択したのは失敗でした。林道があったものの途中で道が崩落していたり、道とは思えないような斜面を登ったりと悪戦苦闘。

0773-03.jpg

0773-04.jpg

そして、半ば山に迷いながら登ったのですが、山の下には軽トラなら走ってこれそうな立派な林道がきており、それに合流した時は愕然としました。自分としてはちょっとした冒険をしているつもりだったんですが、ただの自己満足ですね。

この林道は、稲武OGMカントリークラブ方面からきており、この道標にある「峰山この先行き止り」を行った道になります。舗装路があり、その後は歩いてたどりつけます。

0773-05.jpg

でも、それは藪漕ぎがないというだけで、特に、砦直前は急登坂です。それなりに登城は大変なので、登られる方は心してかかってください。

0773-06.jpg

頂上に着きました。迷いながら登ったので感激ひとしおでした。

削平地があり、石造物があります。事前に得ていた情報通りです。

0773-07.jpg

「押山 標高773.3m」と出ています。

0773-08.jpg

また「御嶽神社」などの碑もあります。

この砦を別名で、押山といったり御岳山といったりするのも、このあたりからなんでしょう。

0773-09.jpg

突端は明るくなって、一段下った削平地が続きます。

0773-10.jpg

ここからの眺望は抜群です。川手方面がよく見えます。

ここが城砦として機能したのがわかります。見張り、狼煙にはうってつけの砦でしょう。

0773-11.jpg

主郭方面を振り返ったところです。この二つの削平地は曲輪として読み取れ、砦を形成しているのがわかります。

ただ、土塁・空堀などの遺構はありません。三方が急峻な崖という突端地形ですので、そんな遺構を必要としてなかったことだろうと思われます。しかし、せめて登城路方面に堀切のひとつでもあったら良かったのに、と考えたりしました。

0773-12.jpg
nice!(38)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 38

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。