1436千本浜井上靖の文学碑
沼津の千本浜公園に立ち寄りました。入口近くの若山牧水の文学碑を見て、もうひとつ、井上靖の文学碑を探します。
案内があるからわからなくはないと思いますが、ちょっとわかりにくい場所にあります。松林のなかに、新しいモダンな文学碑でした。
碑と像と、手前の石板には井上さんの作品が名を連ねていました。
実は、私は、井上さんの愛読者です。
自伝的な3部作「しろばんば」「夏草冬濤」「北の海」と、大作にもかかわらず、何度も読んだものです。
そして、沼津といえば「夏草冬濤」でしょう。成績優秀だった洪作が魅力的な仲間と出会い文学へと傾倒していく旧制沼津中学生3~4年生頃を描いた青春小説。夢中になりました。
そんな私からすれば、千本浜にある井上さんの文学碑は、感激ひとしおのものです。
千個の海のかけらが
千本の松の間に
挟まっていた
少年の日
私は 毎日
それを一つずつ
食べて育った
井上靖
文学からは遠く離れてしまいましたが、昔の感動が蘇るようでした。
案内があるからわからなくはないと思いますが、ちょっとわかりにくい場所にあります。松林のなかに、新しいモダンな文学碑でした。
碑と像と、手前の石板には井上さんの作品が名を連ねていました。
実は、私は、井上さんの愛読者です。
自伝的な3部作「しろばんば」「夏草冬濤」「北の海」と、大作にもかかわらず、何度も読んだものです。
そして、沼津といえば「夏草冬濤」でしょう。成績優秀だった洪作が魅力的な仲間と出会い文学へと傾倒していく旧制沼津中学生3~4年生頃を描いた青春小説。夢中になりました。
そんな私からすれば、千本浜にある井上さんの文学碑は、感激ひとしおのものです。
千個の海のかけらが
千本の松の間に
挟まっていた
少年の日
私は 毎日
それを一つずつ
食べて育った
井上靖
文学からは遠く離れてしまいましたが、昔の感動が蘇るようでした。
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