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1279大寧寺の扁額(山口県長門市) [扁額]

山口県長門市深川湯本にある大寧寺です。

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ここは、応永17年(1410)創建、大内氏ゆかりの古寺です。

陶隆房の謀反により追われた大内義隆はここで最期を遂げました。

境内には「大内義隆公終焉之址」の碑がたっています。

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寺の奥には「史蹟大内義隆主従之墓所」があります。

奥の向かって左側が大内義隆のもので、前には家臣の名前が刻まれたお墓が立ち並んでいます。

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もう暮れかかるところでしたから、お参りが無事出来て、よかったです。

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扁額は、新しいものが掲げられていました。山号の「瑞雲山」です。

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1278石見国一宮物部神社の扁額(島根県大田市) [扁額]

島根県大田市川合町にある物部神社です。

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諸国一之宮はまわりたいものです。その地方その地方の歴史を同じものさしで感じるよいスポットです。

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簡素で清楚でありながら、立派なたたずまいです。

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  物部神社

 石見国一の宮である物部神社の御祭神は宇麻志摩遅命様で、古代豪族物部氏の御祖神様である。
 初代天皇神武天皇様の時代にご活躍になり、その後各地の兇賊を平定されて、最後に神社近くの鶴府山に鶴に乗って降臨された。国見をされた時に神社の裏山「八百山」が天香具山に似ていることから、宮居を築き鎮座された。
 時が過ぎ、継体天皇8年(513)天皇の勅命により社殿を創建、修理を経て安政3年(1856)に宝暦時の規模で改修されている。(県内では出雲大社に次ぐ大きさ。春日造では全国一の規模) 平成25年には社殿創建より1500年となる。
 古くより朝野の信仰は厚く、戦国時代武将大内義隆寄進「太刀銘了戒」(重要文化財)等、多数の社宝を蔵している。

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宇麻志摩遅命は物部氏初代といわれる方で、伝説の時代が、こうして形に残っていることに感動します。

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建造物は多くはありません。本殿前に構えた拝殿に参拝します。

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白木にあらわされた文字、この神社にふさわしい扁額に思えました。

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1277薬師堂の扁額(愛知県西尾市) [扁額]

愛知県西尾市平原町前山にある薬師堂です。

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薬師堂というより、平原の滝としてちょっと有名なスポットです。

平安の清和天皇の時代、天台座主慈覚大師が発見されたという滝で、大滝と12本の竹の筧を伝わって落ちる小滝があります。

夏、ちょうど子供たちが水遊びに興じていました。

落差5mの大滝です。

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上から眺めた小滝です。

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水が気持ちよさそうです。足元に西瓜が冷やしてありますね。

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そんな滝の近くに薬師堂はあります。

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蔵峰で書かれた楷書です。スッキリしているけど、粘りのある力強さを感じます。こういう字も味があっていいですね。

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1276瑜伽神社の扁額(奈良県奈良市) [扁額]

奈良県奈良市高畑町にある瑜伽神社(ゆうがじんしゃ)です。

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興福寺の南東、荒池の近くです。実はこの荒池の南の山は西方院山城でして、遺構なども散見するのですが、その南にある瑜伽神社を訪ねました。

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この瑜伽神社のある瑜伽山全域は国の重要文化財に指定されているのですね。平城の飛鳥山とこの山は呼ばれていたそうです。

石段を登りました。

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けっこうあります。

拝殿に到着。

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由緒ある神社なのですが、瑜伽神社と言われるようになったのは最近のことらしく、扁額もきれいなものでしたが、ありふれた感じのものでした。

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1274医王寺の扁額(広島県福山市) [扁額]

広島県福山市鞆町後地にある医王寺です。

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鞆の浦の町中は道が狭いです。その道を山へ登っていくと、こんな案内がありました。

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鞆の浦の医王寺に寄りました。

桃林山医王寺は薬師如来をまつった真言宗のお寺になります。

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扁額です。

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隣にある。御影堂です。

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その扁額です。

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この境内からは鞆の浦が一望できます。ビュースポットです。

潮の香りが届きそうなくらい、午前の陽光が気持ちよかったです。

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1269東本願寺の扁額 [扁額]

京都市下京区烏丸通七条にある東本願寺です。

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言わずと知れた浄土真宗の本山です。お堂も大きい。

阿弥陀堂です。

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その隣の御影堂です。

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浄土真宗では阿弥陀さんと開祖親鸞聖人の堂宇が並びたつ配置になっています。

簡単にお参りをすまし、今回の注目、扁額を撮りました。

こちらは御影堂門です。

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この荘厳さは、まさに古寺ではなく現役の本山だという迫力でしょうか。木組みがすごいですね。

その上に小さな扁額がありました。整った立派な字です。「真宗本廟」と記されています。

ハトよけなのでしょうか、金網が張られているのが少し残念です。

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貞愛親王とあるのは維新前から明治大正と活躍された皇族の伏見宮のことでしょうか。孫であり養女にもなった嘉枝宮(和子)が東本願寺第21世法主厳如、大谷光勝へ嫁いでいます。

京都駅から徒歩5分ほどの東本願寺でした。

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1261清水寺の扁額 [扁額]

京都府京都市東山区清水一丁目にある清水寺(きよみずでら)です。

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言わずと知れた清水寺ですが、私としては小学校の修学旅行以来になります。

京都には何度も来ましたし、よく歩き回りました。嵐山・嵯峨野から金閣、或いは二条城、或いは平安神宮。こうして思うと、そのことに驚くほどです。

しかし、二年坂から三年坂と、そしてこの清水寺、何と人の多いことでしょうか。人気スポットなんですねぇ。

入口である仁王門の前は人がいっぱいでした。

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その見あげた門の中心に扁額が掲げられています。「清水寺」。

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ていねいに時間をかけて見学しましたが、今回は割愛させていただいて、あと扁額として心に残った中門の扁額を紹介します。

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本堂の手前になります。

作られたのは新しそうですが、力のこもったうねりがなかなかいいですね。

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1260清水寺門前の扁額たち [扁額]

清水寺を詣でたのですが、それにしても門前は賑やかですね。古くからの暖簾を引き継ぐお店が並び、魅力ある町並みを作っています。ああ、これも扁額だなぁとその看板字に魅入ってしまいました。そんな数々を紹介します。

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ここでは八つ橋シューを食べました。
http://mikawanokami.blog.so-net.ne.jp/2017-09-19

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全部の扁額を撮ったわけではありませんが、それにしても色々で、扁額のこだわりも面白いものだと、改めて思ういい機会になりました。

さあ、清水寺です。

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1237願隆寺の扁額(愛知県名古屋市) [扁額]

名古屋市中村区鳥森町にある願隆寺です。

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本堂です。

このあたりに隠斉屋敷、烏森城があるということで付近を散策しました。元より詳細位置もはっきりせず、遺構のないお城ですから、ただ歩き回ったという感じではありますが。その折に立ち寄らさせていただきました。

江戸時代初期に創建されたお寺ですが、空襲に遭い、建物は新しいものでした。

真宗高田派のお寺ですから、うちと宗旨がいっしょですね。親近感を持って、手を合わせてきました。

本尊は、恵心僧都作と伝わる阿弥陀如来だそうです。

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山門に山号である「紹光山」の文字が掲げられていました。

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1235荒子観音(観音寺)山門の扁額(愛知県名古屋市) [扁額]

名古屋市中川区荒子町にある荒子観音です。

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こちらも以前に多宝塔の記事を書いています。

  0806観音寺多宝塔(重文)
  http://mikawanokami.blog.so-net.ne.jp/2016-06-25

多宝塔は健在で、いつ見ても飽きないですね。

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扁額ですが、本堂には掲げられてないようです。こういう例は他でもありますが、どんな基準、というかどんなルールでそうなっているものなのでしょうか。

代わりに山門に扁額があります。

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とても勇壮で立派な山門ですが、大正5年(1926)完成と、意外と新しい建物です。電線が何とかならないものかなぁと、いつも思ってしまいます。

扁額です。いい字ですねぇ。うっとりします。

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