0195欠城 [岡崎の城をめぐる]
岡崎市欠町。
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岡崎の城の紹介がなかなか進まない。書いてみたいと思うものの、義務感ばかり先走ってしまい、窮屈な感じを受けるためか。
また紹介と言っても、何も残ってない、特別書き出すことがない城が多いためか。
この欠城も場所さえ具体的にはっきりしない城だ。ただ欠(かけ)に本多の城、屋敷があったと記録が残っているのだろう。
本多忠勝の叔父忠真の城。その父忠豊(忠勝の祖父)は安祥合戦で討ち死に、そして兄忠高(忠勝の父)も次の安祥合戦で討ち死にした。そこで、兄嫁と幼い忠勝を保護した。
忠真も槍の名手だったという。三方ヶ原の戦いで殿(しんがり)を務めて討ち死にした。そして、欠城は廃城になった。
壮絶に忠義に殉じた一族のなかで、矢傷ひとつ追わなかったという平八郎忠勝は、なにか不思議な力に護られていた男なのかなと思う。祖父・父、そして叔父の愛を感じる。
東公園に、旧本多忠次邸が移築再建された。本多忠次は忠勝直系の子孫である。少し高台の地に建つ洋館。やはり、ここが欠城にふさわしいと思う。
欠城あたりから道根往還という古道が日近に向かって走っていたという。今も岡崎環状道路の大きな道が横を通る。時代が変わっても、何か似通ったことがあるものなのだろうか。
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岡崎の城の紹介がなかなか進まない。書いてみたいと思うものの、義務感ばかり先走ってしまい、窮屈な感じを受けるためか。
また紹介と言っても、何も残ってない、特別書き出すことがない城が多いためか。
この欠城も場所さえ具体的にはっきりしない城だ。ただ欠(かけ)に本多の城、屋敷があったと記録が残っているのだろう。
本多忠勝の叔父忠真の城。その父忠豊(忠勝の祖父)は安祥合戦で討ち死に、そして兄忠高(忠勝の父)も次の安祥合戦で討ち死にした。そこで、兄嫁と幼い忠勝を保護した。
忠真も槍の名手だったという。三方ヶ原の戦いで殿(しんがり)を務めて討ち死にした。そして、欠城は廃城になった。
壮絶に忠義に殉じた一族のなかで、矢傷ひとつ追わなかったという平八郎忠勝は、なにか不思議な力に護られていた男なのかなと思う。祖父・父、そして叔父の愛を感じる。
東公園に、旧本多忠次邸が移築再建された。本多忠次は忠勝直系の子孫である。少し高台の地に建つ洋館。やはり、ここが欠城にふさわしいと思う。
欠城あたりから道根往還という古道が日近に向かって走っていたという。今も岡崎環状道路の大きな道が横を通る。時代が変わっても、何か似通ったことがあるものなのだろうか。
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